故獲鳥の夏(うぶめのなつ)
読みきってしまった。
結構分厚かったのに。
新しく刷版された文庫本は上・中・下になってた・・・
面白かった。
これ、京極夏彦のデビュー作みたい。
文庫本デビュー作なのかしら?
「この世には不思議なことなど何もないのだよ」
古本屋にして陰陽師の主人公 京極堂。
本名は中禅寺秋彦。
本のくくりとしてはミステリーだの妖怪シリーズみたいに
書かれているけど
ミステリーは当たりだけど
妖怪シリーズでも何でもないぞ。
なんか自分の中の霊とか言い伝え的なものに
恐怖感を感じなくなった。
最近自分に究極に向き合うことになった私には
この本から色んなものを感じ取った。
一番怖いのは 人間
人間の意識
人の中にある恐怖が恐怖を作り上げている
はじめの章で京極堂が言う言葉があるんだけど
「実際には起こっていないことや実際には存在しないものが、
現実と寸分違わぬ形で意識に登場する訳だ。
これらは皆記憶から発生した情報なのだ。
しかし意識の上では現実と区別ができない。
夢と仮想現実の差はただひとつ、
現実との接点を睡眠からの覚醒に求め得るか、否か、
それだけだ」
・・・・・・・・・・・・・
京極道シリーズは全六巻
次の作品は
魍魎の匣
ものすごく分厚いんですけど。。。
姑獲鳥の夏の倍はあるんですけど(:_;)
しかも桐野夏生さんの Im'sorry mamaも見つけちゃったから
先にそっちを読まなくちゃいけない。
地下鉄の中やカフェでものすごい形相で本を読む女が居たら
それは私です





