2002年6月6日。


思い出の日ですね。


5日に会う予定でしたが、日をまたいで6日になっていました。


東京。


私達はお互いの仕事の会議で同日に東京入り。

この偶然を運命と思うしかないと、会う約束をした。


なかなか連絡が取れず、やっと繋がったのは終電が過ぎてからのこと。


板橋にいた私はタクシーに乗り込み、中目黒まで急ぐ。

途中、道路工事にて夜中にもかかわらずちょっとした渋滞気味。


あせる私。


もう待ってくれていないだろうと待ち合わせ場所に駆けつける。


・・・いない。


途方にくれたそのとき、ビルの向こうから見覚えのある

大きな人影。


もし、運命を感じる瞬間があるとしたら

まさにこのときが運命の時間でした。


それから二年後。


運命の日の運命の時間にタクシー飛ばして区役所へ

婚姻届を出しに行きました。

本当は中目黒に出したかったんだけどね。


毎年毎年この日が来ると、あの日のことを思い出します。


蒸し暑くて、不安と期待でつぶれそうななんともいえない

東京の真夜中。

思い出の中目黒。


きっといつまでもいつまでも忘れないんだろうね。