ドォーモ前に戻って
AC
ミランのグッズショップに行ってみると
まだ閉まっている。
電気はついているので開ける気はある気がする。
いつ開くか待っててもわからないので
夫が見たいといっていた
サンシーロのスタジアムに行くことに。
けど、行き方がわからね(爆)
そう、それは今行方不明中のガイドブックにはさんであるんだ。
メトロかトラムで行けたはず。
ミラノに着いてからみればいいと思ったから
二人ともちゃんと見てなかった。

仕方ない、トラムはいまいちわからないので

メトロの駅員に聞くことにする。
駅員のねーちゃんにロット駅まで行けと言われる。
昨日買えなかった切符の買い方を教わろうとしたら
売店で買え、

(ちなみに売店はタバッキ(TABACCHI)という)

と冷たいお返事(笑)
いやん、昨日みたいに売店が閉まってたら
切符買えないから券売機での買い方聞きたかったのに。
取りあえず、もういいやと売店で購入して
メトロの切符 切符はこんなん。

ホームで電車を待つ。


戸惑うこと請け合いですが、

日本で言う、キオスクみたいな新聞やら飲み物やら売ってる売店で

切符が買えちゃうのです。

それもどうやら、どこに行くにも一律1ユーロらしく

売店のお兄さんは、行き先を聞くでもなく

何枚だ?と聞かれ

2tickets」といえばポンと出してくれた。


行き先を間違えないように駅員のねーちゃんに
どこ行きに乗ればいいか書いてもらっていたので
その紙と電車を見てこれは違うな
と二人で言いながら・・・完全におのぼりさん(笑)
すると隣にいたイタリア人のおやじが
ミラノ中央駅に行きたいのかと聞いてくる。
だから、ロット駅に行きたいのだというと
あぁじゃあこの電車は違うなと言ってくれた。
なにやらそのおじさん日本人の友達が大阪にいる
とかなんとか言っていらっしゃって名前は「ナオコ」さん
らしいです。

それで日本人の私たちを見て声をかけたと。

よくわかんないけど、お友達のナオコさんに感謝。


で、まぁそのおじさんにこの電車に乗ればいい
というのを教えて貰い無事ロット駅到着。
駅の所にあった地図を見ると
なんだか歩いて行けそうな気がしたので
徒歩でスタジアムに向かう。
そしたら思いの外遠い・・・そして暑い。
夫、やっぱりキレギレ(苦笑)

やっとの思いで辿り着いたスタジアム。

ちなみにこの日は試合は無かった。


サンシーロスタジアム

必死で歩いてたどり着いたのに

目の前、トラム通ってるやん・・・。
トラムの方が効率良かったな・・・と二人でぼやく。

スタジアムのすぐそばに露店が出てたので
ばったもんと承知しながら覗いて見ると
うわっ板尾嫁そっくり!!な
(わからん人、ガキの使いやあらへんで(テレビ番組)でも見て。

 写真をここに貼ってもも彼女の面白さは伝わらないので)
おばちゃんにあれこれ品物を差し出される。


「オフィシャル!オフィシャル!」

って言ってるけど
オフィシャルな訳あらへん(笑)
勢いよく安いので夫は何やら購入しておりました。

そしたら、気をよくした板尾嫁は

あれもこれもとおまけをつけ始め

張り切りすぎて店のご主人らしき人に止められておりました(苦笑)

そして帰り道。
夫は歩いて駅まで帰るのは無理とやっぱりキレギレ。
取りあえず、カフェとかで休もうと
スタジアムに向かう途中に見たガソリンスタンド併設のカフェに入る。
夫はパニーニ、妻はピザを購入。
後はサラダとドルチェも頼んでみた。
飲み物は、

私自身もあまりの暑さにスカッとしたくて

普段はめったに飲まないコーラを頼んだ。
夫のパニーニは普通だったようだ。
妻のピザは生地がめっちゃんこ固かった・・・。
それでいてでかい。
夫に差出し食べて貰った。


で、ドルチェ・・・。
チョコレートケーキにチョコレートソースがかかってて
さらに温かいみたいな。
見た感じからこれは甘そうだなと思ったんだけど
やっぱり甘い物好きの妻でも辛いくらい甘くて
夫は一口で「いらん」と(笑)


取りあえず、トイレにだけ行っておこうと
トイレに入るも我慢できようもないくらい汚い。
便座が!!

なんで便座がこんなに泥んこなのか!?

それに便器の中に入ってなきゃいけないっぽいものが

便座にこびりついている。
トイレットペーパーもなく断念。


うはー、膀胱炎になるわー。

夫はご飯を食べて元気が出たのか
結局歩いて駅まで向かうと言う。
妻も別に歩くのは構わなかったので
同意して歩いて駅まで戻る。
これで一通りミラノで見たいところは見つくしたのだが

(えぇえぇ見るべき所はまだたくさんあると思いますよ)
これからどうしようかという話になる。
取りあえず空港からは連絡はなく
(私の携帯の番号(海外で使用可能)も伝えてあった)
着替えとカバンが必要かもという話になり
ドォーモまで戻ることにする。
一応、先にACミランのグッズショップに寄ると
今度は開いていたので夫は
露店で板尾嫁から買ったばったもんを

カバンにぎゅーぎゅー押し込んでお買いもの(笑)
その間に妻は、荷物が無い現状で

何か出来ることはないかとあちこちに電話をかける。
結局、何も収穫はなく・・・。


昨日空港で貰った連絡先にかけるも雑音が多くて
何か言っているのは聞こえるけど、
何を言っているのかはわからず・・・。
何回かかけてやっとつながった状態だし

どこにかかっていたのやら。

夫が買い物を済ませたところで
保険会社とかがヘルプしてくれないかと
電話をしてみるも携帯からはかけられないのかつながらない。

仕方がないのでカバンや服を見て回るがさすがミラノ?

値段が高い。
明日見つかるかもしれないし
見つからないかもしれないし
と二人で迷って結局何も買うことが出来なかった。

そのままミラノ中央駅に向かう。
この日はフィレンツェに移動するつもりだった。
駅の窓口の行列に並び、チケットを購入。
2
等車で十分だったのだけど、
しばらく1等車しか空席がないと言われる。
それも1等車でも空いているのは一番早くて17時発のしかないと。
仕方ないのでそれを購入。
その時点で3時ちょっと過ぎ。
出発まで時間があるのでネットカフェに行き
カバンが何とかならないか情報収集。
有益な情報は得ることが出来ず
取りあえず、クレジットカードの会社の現地デスクの
電話番号だけ入手する。
ミラノの現地デスクは土日祝休みだったので
フィレンツェの現地デスクに電話すると
なぜか東京につながった(汗)
荷物が無くなったので着替えを買わなければいけないけど
フィレンツェのどこで買えばいいのか分からないので
教えて欲しいという内容を伝えると
こっちではわからないのでローマの現地デスクにかけてと
言われて、ローマの方にかけてみる。
そしたら、「営業時間は5時までです」と
留守電っぽいアナウンスが流れる。
・・・っておい、今ここ4時過ぎやぞ。
どないなっとんねんと、フィレンツェの現地デスクに
電話してみるもやっぱり東京に転送。
ローマつながらんぞ、と言うも時差の関係でしょうか
とよくわからないことを言われる。
やっぱりフィレンツェの現地情報はこちらではわからないと
至極もっともなことを言われ、
どうしようもないので電話を切る。
ダメ元でかけたので
元々そんなに期待していたわけじゃないけど
ここまで役に立たないとは・・・。
想定してる業務はオプショナルツアーとかの申込程度なんだろうな
「観光案内する」ってホームページとかには書いてあったけど。

そうこうしている内に列車の時間がくる。


列車に乗り込もうとしたけど、

切符の見方がよくわからず、

どこの車両に乗っていいかわからないあせる

駅員さんに聞いて、乗り込む。


ユーロスター切符
二人で一枚。


二人は向かい合わせの席。
ほんでやっぱり通路側(笑)

(夫はやっぱり窓際がよかった)
妻の隣には、若いおねーちゃん。
夫の隣には若いおにーちゃんが座った。

逆に座ってくれた方がよかったかも(笑)
ミラノからフィレンツェ3時間程の移動となる。