私は両親と弟の4人家族です


幼少期のことはほとんど覚えていません


父は設計技師で1年のほとんどが海外勤務でした

「たまに家に来て殴るおじさん」

私の中ではそんな人でした


母は専業主婦

浮気癖のある父とは不仲だったようです

男性にモテるのが自慢で

弟を溺愛していました


弟は顔が母によく似ていて

本当に「良い子」として成長していました

大人になって反動で色々ありましたが・・・




幼少期のことで覚えているのは

父に殴られたこと

理由は覚えていませんが

私が殴られている間

いつも隣の部屋で母と弟が楽しそうに笑っていました


弟が殴られているのは見た事がありませんが

私は姉だから仕方ない

私が悪いから怒られるんだ

当たり前のことなんだ

と思っていました


小学校中学年になると

どうもほかの家と違うことがわかってきました

それと同時に

他の人には言えない

自分が愛されていなくて恥ずかしいと思うようになりました


「私が庇うと

余計お父さんが怒って酷くなるから」


母はそう言ってました

この言葉

虐待事件のニュースでも良く聞きます


丁度その頃

父の女性問題で両親が離婚することになり

父の暴力からは解放されました


その後も母の彼氏と色々あったり・・・

「普通」の家庭とは違いましたけど

衣食住が保証されていただけでも幸運だったんだと思います




以前も書いたのですが

乳がんになって母に伝えると

「なんで?」

という意味のわからない質問が返ってきました


父にも伝わり

電話で話したんですが

「お母さんが可哀想だから

めそめそしてないでがんばれ」

だそうです




今まで「愛されたい」と思って

両親をすっぱり切り捨てることができなかったけど

本当に愛されてなかったことがわかって

すっきりしました




娘のために治療をがんばって

楽しい日々を増やしていきたいです照れ




吐き出しでごめんなさいアセアセ