JFLについて | FORZA! KUMAMOTO SEGUENTE

JFLについて

週1更新が目標とか言ってましたが、書きたいことがだいぶたまってますので、ネタが尽きるまでは書きたいこと書いていこうと思います。

今日はJFLについて。
JFLは既に折り返しており、後期4節までを終えています。
口蹄疫の問題で宮崎が本拠地であるホンダロック絡みの試合が、一部未消化ではありますが半分を折り返して形成が固まりつつあります。

まずは前評判通り鳥取が抜けていて、2位に勝点差8を付けて首位。独走態勢に入ろうかとしております。
一昨年、昨年と2年続けてJ2参入県内の4位をあと一歩のところで逃す5位と悔しい思いをしてきた鳥取。
特に昨年は前期2位で折り返しながら、後期に大失速して4位を逃すという悔しさを味わっているだけに、今季にかける思いは強いでしょう。
開幕前に監督が交通事故に遭い、辞任するというハプニングに襲われましたが、前半戦から好調をキープし、今季は後半戦に入っても今のところは好調を維持。
前節はHondaとの上位対決を制し、昨年まで弱かった上位との対戦でも勝つ強さを身に付けた感があります。
悲願のJ参入はもう目の前といったところです。

そして2位には昨年覇者・“門番”SAGAWA。
かつてのエース・御給が3シーズンぶりに復帰し、得点ランク2位の13得点をマークする活躍。
過去2シーズンJの舞台で不本意なシーズンを送っていましたが、JFLで再び輝きを取り戻しました。
ここまで2敗とさすがに安定していますね。
今年も門番は健在のようです。

この2チームが抜けていて、あとは団子状態。
序盤は元・熊本の木島の活躍などもあって好調だった準加盟の町田がここにきて失速。
辛うじてJ参入圏内の3位をキープしてはいますが、序盤の勢いは完全に失われている印象。
後半戦に強い4位:Hondaに抜かれるのは時間の問題か。
以下は非準加盟ながらJ参入を目標に掲げる秋田と琉球、準加盟の長崎に昨年躍進した横河武蔵野が勝点3差以内にひしめく混戦模様。
その下には新規参入でJを目指す金沢、松本、昨年躍進したソニー仙台などが控えており、今後も中位の混戦は続きそう。

個人的には昨年まで低迷していた秋田と琉球の躍進ぶりに驚いてます。
このまま好調を維持して、5位~8位あたりの順位でシーズンを終えれば、来季はいよいよ準加盟申請となるんでしょうか。
そうなればいよいよJFLは戦国時代。
現在昇格圏内にいる準加盟の鳥取、町田を除いても、準加盟チームは長崎、松本、金沢、琉球、秋田と5チームになり、J2の残りの枠を巡って熾烈な争いが繰り広げられます。
J2は現在19チームなので、鳥取と町田が参入するならば21チーム。
となると来季のJ2下位2チームに降格の可能性が出てくるということになります。
これからJ2に参入するチームはホントに大変です。
昇格1年目からJFL降格の危機と隣り合わせの状態でシーズンに挑まなければならないんですから・・・。
昨年昇格した栃木や岡山はそれを見据えて選手を大幅に入れ替えたり、若手選手を大量に獲得したりと手を打っていて、栃木は今季それが見事に成功したと言えるでしょう。
個人的にウチとしては、そういう状況(降格制度ができる)前に下位グループから脱したいという意味を込めて、今季「一桁順位」というのを目の先の目標と捉えていました。
まぁ、それにしてはかなり行き過ぎた結果になっておりますが(苦笑)

昨年躍進して、今季あまり補強に積極的ではなかった富山が予想以上低迷してしまい、これから巻き返さないと来季以降はいよいよヤバイ状況。
18戦終えて僅か1勝の北九州はもちろんのこと、J2の下位チームは目の前に迫る「JFL降格」という恐怖を意識して戦っていかなければなりませんから、ホントに大変です。

我が熊本も今は上からものを言える立場にありますが、サッカーは何が起こるかわかりません。
いつウチもその“恐怖”が迫ってくるかわかりませんので、気を抜くことなく、今季J1昇格を逃すことがあっても常に上位を狙える位置につけるために、早急に環境の整備をしていく必要があると考えます。

JFLの話題からちょっと反れてしまった感がありますが、今日はこの辺で。
次回は最後に述べた環境面と少しリンクする感じで、今のウチの似たような環境にあった2005年の甲府を参考にちょっと書いてみようかと思います。

それでは。