明日をこんな気持ちで迎えるなんて思ってなかったな。あの頃。
こんばんは。看板屋4代目、十字堂の山口博美(@miro1637)です。
保育園でもなかなかの問題児だった息子が小学生になり、不安いっぱいだったのは私だけだったようで、毎日元気に楽しそうに登校した1年生。
そして、2年生になると同時に終わったゆとり教育。突然宿題は増えたし、授業のスピードも変わった。それに息子が拒否反応を示し始めた夏。
そのままの流れで3年生。
度々問題行動を起こすようになった息子を心配した担任の先生の勧めで知能検査(WISC-Ⅲ)を受ける。結果は凸凹だったけど、その意味を把握しておらず、4年生に。
残念ながら担任の先生との相性が思わしくなく、ほぼ教室にいられなくなった息子は1年間、図書室・保健室・校長室を彷徨っていた日々。児童精神科を受診し、高機能自閉症と診断を受ける。
5年生になると、息子が願った担任の先生が受け持ちに!(実は本人が校長先生に直談判していた事実。)それからは、この数年は何だったの?と言える程当たり前の成長を見せてくれた。
そんな6年間。
息子の成長はそのまま私の成長だ。
体ひとつで新しい世界にぶち当たり、そこに居場所を作り、道を開いていく。
嬉しいことも楽しいこともツラいことも悔しいことも喜怒哀楽すべての感情が詰まった6年間だった。
支えてくれた校長先生始めとするたくさんの先生方、息子と時間を共にしてくれたお友達やその親御さん、そしていつも深い愛情で見守ってくれた私の母に心の底から感謝しています。
明日、息子は小学校を卒業します。
悩みに悩んだあの頃、こんな気持ちで卒業式を迎えられるなんて思ってもみなかった。
だから、今、発達障害で悩んでいる子供達や親御さんに声を大にして言いたい!
きっと夜明けは来ます!
これからも、そして、大人になっても悩むことはあると思う。
それでも生まれてきたことに必ず意味があるのだから、その意味を一緒に探していきましょう。
明日はハンカチじゃ足りなさそうだから、タオル持って卒業式会場へ向かいます(笑)
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