東海道中膝栗毛 | 朝の書評

東海道中膝栗毛

安岡 章太郎
東海道中膝栗毛―お江戸を沸かせたベストセラー (ビジュアル版日本の古典に親しむ (8))
ぼくが読んだのは上に紹介したのじゃなくて、少年少女向けの文学全集の中にあったやつなんですけどね。
おもしろかったなあ。
今ちょっと思い出そうとしただけで、酒問屋に閉じ込められたり、大井川を渡ったり、大仏の横の柱の穴に引っかかったり、とろろご飯を食べ損ねたり、かごの座布団の下に小判を見つけたり、護摩の灰に騙されたり、あれがおもしろかったこれがおもしろかったと次々思い出します。