たかがピンチじゃないか 立川談四楼 著

5月26日出版記念独演会に行って来ました♪

自分の力ではどうしようもない困難。
そこで諦めてしまったら運はそこまで。
諦めることなく知恵を絞り汗をかいた者だけに訪れるのが幸福。
つまりピンチとは幸福がかたちを変えたものだった。
頭の使い方で人生は美味しくなる。

プロフィール
昭和26年生まれ。落語家。作家。
昭和58年立川流落語会第一期真打となる。
同年、真打昇進試験を題材にした『屈折13年』(別冊文藝春秋)で文壇デビュー。平成2年初の小説集『シャレのち曇り』(文藝春秋)の発刊以TVやラジオ出演、新聞・雑誌の連載など幅広く活躍中。平成10年長編書き下ろし小説『ファイティング寿限無』(新潮社)は同年より専修大学の特別講師として教壇に上がる経験を持つ。

落語家は100万円よりも拍手をとります。それくらい拍手は大事なんです。
という始まりで みんなの笑い を掴んだところで。。。

そして後でゆっくり100万円も頂きます♪ 爆笑!!

仏教と落語は関係があると言われてます。
高座という言葉に始まり。。。
落語では扇子を風と呼びますが扇子で結界を表す仏教と扇子でお客様と芸人との間を表す落語
手ぬぐいを曼荼羅(マンダラ)と呼んだり。。。

元々は御坊様が説法される時に難しい話ばかりじゃなく合間に旅先とかで聞いた面白い話をして
聴衆を和ませてからまた説法されるということをされてたようで。。。
その面白い話だけをしているのが落語とも言われてるようです。

ここで囲碁に関するすっご~く短い落語をひとつ!

お前は将棋ばっかりでダメじゃないか! はい!以後(囲碁)氣をつけます!

親不孝とは。。。親よりも先に死ぬことです。
親が死んだ歳より1日でも長く生きることが親孝行です。


そこで演目『1回こっくり』を一席。。。

大工のたつじ 31歳 妻 おゆき 28歳 水で事故死したこうた 6歳


この話は談四楼師匠の創作落語だそうで。。。
最初は落語ではなくお話を御自身の幼くして無くなられた弟のお話をされていたそうです。
お話されている内に聴きにこられた方の何人かが身近な方が亡くなられた体験されていることを知り
そしてお話ではなく落語にされたそうです。

笑いと涙と。。。お話が何段階にもなっていて面白かったです。

亡くなった子供に命を救われ。。。その後に説教までされるご両親。

おっとつぁん。おっかつぁん。
お久しぶりです。
上の世界は厳しくって幽霊になって出るのは大変なんだ。
1回きりってことで来たんだ。

棟梁になっておくれ。あの世で自慢させておくれ。
自分ばかり責めないでおくれ。
あのとき手を離したのは僕なんだ。
おっかつぁんの言うこと聞かなかったのは僕なんだ。
上からふたりを見ているから。。。
しっかりしておくれよ。


わたしの聴き取りがそのままではないと思いますが。。。
こういうやりとりもあったりして。。。

聞いているうちに話に引き込まれて。。。
情景が浮かんだりして。。。
内容にはしんみりもありましたが楽しい落語でした。

談四楼師匠自身もおしゃってました。
もっと面白いお話はいっぱいあるんですよ♪
でも今日はなんだかこの話をしたかったんです。

子供は死んでもちゃんと成長している。

そこがとってもポイントなんです。
仏教の霊界でも同じようですね。
同じ感覚の方が居たということに感銘受けたんです。
そしてこの本を書かせて頂こう!と思ったんです。
毒舌家の立川談志師匠でしたが弟子にはまっとうな話をいつもしてくれてました。
それがこの本に書いたことに繋がります。

他にもいろいろお話もしてくださいました。
談四楼師匠の音頭で最後の3本締めを5百人くらいでしたのですが。。。
まったくブレがなくとても心地よい締めでした。

聴くことができたご縁に感謝します。
有り難う御座居ました。