8月16日(火)


先日コクトー展に行き、DVDが出ていることを知ったので、


早速調べたら、そこで売られていたものの他、もう1本出ており、


2本とも買ってしまった。


  Jean Cocteau 真実と虚構


Jean Cocteau 知られざる男の自画像


2本とも見所満載、見応え充分、ゲストその他も豪華メンバーで

話し出したらきりがないのだが、



特に驚くのは、コクトーがこんなに饒舌であったかということ、

(ほんとにすごい! 特に「知られざる...」の方では全編コクトーが

しゃべりまくります!)


そして、同じくこんなに多作であったかということだ。


そもそも私が初めてコクトーの作品として知ったのは、多分


恐るべき子供たち






恐るべき子供たち







であり、そんなわけで長らくものを書く人だと思っていたのだけれど、

いつだったか絵も描く人だと知り、そして、映画も撮る人で...


そして今回、このDVDでは、圧倒的に絵と映画の世界だ。

といっても、彼の話すことばそのものが詩であり、

絵も映画も彼の詩を表現しているということかもしれないが。



あの細い身体から想像もつかぬほど、

エネルギーがほとばしる作品の数々に圧倒される。


特に、「知られざる...」のなかの、サント・ソスピール荘という

地中海のとあるご婦人の別荘を飾る彼の絵が

次々に彼の解説によって紹介されていく場面では、

少し前まで、ほとんどさらさら描いたような線画ばかり見てきた私は

今までのイメージがすっかり覆された。


ここでも、線画はたくさんあるのだが、

創造の神が彼に乗り移って芸術を爆発させているかのようなのだ。


パリの都会的なコクトーではなく、

もっとプリミティブな世界がそこにある。


パリのコクトーと地中海のコクトーがいるのだ。




コクトーの飾った教会や別荘。


見られるんだろうか?


地中海にも強く惹かれているので、いつかぜひ行ってみたい。


......いつ?


----- パリではサティ、地中海では、バッハとヴィヴァルディでした♪---


             眠いのでおしまい。