8月7日(木)


GyaO で Dogville を観た。


演劇を思わせるような、地面に白線を引いただけのシンプルなセット
(家もほとんど形がない)が
人々の精神そのものを際立たせる。


人間の恥部が次々に現れ、胸くそが悪くなるような気分になるのだが、

それがエスカレートすればするほど、

ラストの Nicole Kidman 演ずる主人公の決断が、

爽快に感じられてしまう。


危険だ。


これが 「カイカン!」だという感覚がなくならない限り、

暴力も戦争も決してなくならないだろう。


シリアスな思いに浸っていると、

突然エンディングテーマが流れる。


なぜか、Young Americans が!!

バックにはスラムの(?)人々の映像が代わる代わる映し出されていく。

これも突然の変化。


あああ、駄目だ。


私はこの歌に弱い。

私は David Bowie に対し、ミーハー的感情を抱いたことはないが、

彼のいくつかの曲に、完全に魅了されている。


この映画ではあまり音楽は目立たない。


ほとんど音楽は聴こえないのに、

本編が終わると突然、Young Americans が響くのは何故なのか?

「アメリカ」だから? 「アメリカの抱える問題」について、だから?


この映画の意図なども含めて、製作者にいろいろと訊いてみたいことが

湧き上がってきた...のだが、


頭が映画からこの曲にスイッチしてしまったのでした。

音楽ってカイカン!に。



...これも製作者の意図?!



ところで、Katrin Cartlidge とは誰なんでしょうか?



Dogville

Young Americans