この世の中に奇跡というものが
もし本当に 存在するのなら

君が僕を好きだとか
言ってくれないだろうか

今のところ 僕は
君に見合うには
足りないところが多すぎる


今のところ 僕は
君に好きだと思ってもらえるような
能力も 外見も 知識も
持ち合わせていない


でも
つまるところ
奇跡というものが 起こって
僕でさえ 気付かないような
僕のいいところってやつを

君が見つけては くれないだろうか。

何かの拍子に僕を
見つけてはくれないだろうか

何かの拍子に僕を
好いてはくれないだろうか


今のところ 僕は
足りないことが多すぎる


君の目の中に入る手段でさえも
持ち合わせていない


この大勢の人の中で
どうやったら僕を 見つけてくれるんだろうか


つまるところ
この世の中に 奇跡というものが
存在するのなら

君と僕をつなげてもらえないだろうか


空から目薬
そんな話だけどね


僕は もう 
奇跡を信じるしか
ないんだ。