興味の無い方はすっとばしていただいて。。。ピカチュウあせる

でも、商売柄どうもこういうのが気になり始めるとしらべちゃったりしちゃうのです。
 
おしゃれとか興味が無い」のおでんさんおでんくんと話をしていたところ。。。

(補足)本人の名誉のために付け加えると、たぶん、おでんさんおでんくんは、ハタからみると「センスあふれるすばらしい服」で身を包んでいます。これは、本人がおしゃれ好きなのではなく、「ショップ店員さんのがんばり」(上客を逃さない)と「本人のものぐさ」(半年に一回しか買い物にいかず、そのときに10×(かけ)X万の買い物をする)に起因します。

「Alexandre de Parisのアクセサリーはとてもきれいですが、日本ではこういうものはないのか?」

が、フツフツと疑問になってきちゃいました。

ご存じない方のために、アレクのブランドの説明を簡単に説明すると、こんなかんじですエルモ
 ※本ブログの読者の7割は男性だと思われるので。

Alexandre de Parisのヘアアクセ虹

「もともとはヘアサロンを経営するヘアアーティストたるアレクサンドルが、30数年前より、顧客のためにラグジュアリーなヘアアクセサリーを作った。顧客は、モナコのグレース王妃、ジャクリーン・ケネディ夫人、オードリー・ヘップバーン、ソフィア・ローレン他。
全て手作業で生産され、完成までに、4名の職人がチェックをかさねるなど丁寧な作業を行う。材料は、プラスチックはマッケリ社、ラインストーンはスワロフスキーを使用。」

日本でも25Ans他、雑誌やらネットやらからブームが広がっていって、今や、固定ファンも多いです目

お値段は、きらりピカチュウのブログで前回紹介したとおり、「髪留め」で想定されるお値段をはるかに凌駕するものです。
 ※ちょっときれいだなぁと思うものは、たいてい1万円は超えます。きらりピカチュウのもっているので一番値が張ったのは400ドル。

ネットで拾った情報をつなぎ合わせるとこんなかんじの説明です。


ちょいと興味を持ったついでに、色々な媒体(雑誌とネット)をぱぱっと調べてみたところ。。。アレクの人気の理由は下記の3点に集約されるようです。
(Googleでアレク、ヘアアクセと調べるだけで全国のセレブな奥様方やキャリアウーマンの方々のブログに何百件もぶつかることに驚きました。。。)

1.細工が繊細でエレガント音譜

2.デザインが素敵です音譜

3.実用性にすぐれている音譜

4.セレブ御用達で自らもエレガントな女性になった気分になれる音譜


1.を検討すると、日本の伝統工芸品も、技術的なレベルは非常に高いです。繊細でエレガント。これはたいした差ではないでしょう。

4.も日本には、最強のセレブである皇室の皆さんがいたりしますし、ちょっと卑近ではありますが、芸能人の皆さんもいたりするので、これもたいした差でもないでしょう。

 あ、おフランスかぶれ、は、治療の余地が無いため、しょうがない(笑)

そう、やっぱりデザインと実用性がネックなんですよね。。。 

日本のかんざしの繊細な細工(絹で一つ一つ作られた梅の花とか紅梅、サクラの花びらとか桜咲く)は私もとても好きですドキドキ

→やっぱりすばらしいですよねピカチュウ虹

$グラ可愛系働きマン@東京~ニューヨーク-kanzasi
(工房摩耶様より拝借)
http://www1.odn.ne.jp/maya/knshop.htm

だけれど、「和装小梅ちゃん3」を想定しているデザインすぎるので、とてもではないですが、他の多くの女性同様、和装をする機会がないのでガクリ、そんなに数多くを買うことはありません

実用性も、どうも、日本の髪飾りだと、かんざしや櫛ばかりで、ピンやクリップといった、デイリーに使えるものもそれほどないですあせる

髪の毛をきれいに巻く時間は、自分のような社交界に住んでいない普通の人にはないわけですし。。。ガクリ

日本の繊細な細工を使用して、デザインはもうすこし洋服に合わせやすいスタイリッシュなもので、実用的なクリップとかピンとかがあれば、理解のある方は、かならずや多少のお値段を払っても購入すると思うのです。

不況不況とはいわれていますが、別にみんながみんなユニクロとしまむらを着ているわけではないですし、むしろ購買力のある消費者層はそこから一歩おいた距離に存在してます。
(っていうか、ググって、色々なセレブ系なブログをみてみて、『不況??』と思いました風邪ひき


遅ればせながら、和装業界も、「着やすい浴衣」とか「着やすい着物」などを開発しはじめて、デザインも、レースやフリルを使用したものも取り入れ始めていますが(元ギャルとしてはあと10年くらい早ければ、と嘆きますあせる)、まだまだ主流ではないようです。

レースやフリルのついた着物など邪道!と思われるかもしれませんが、あと20年たったら死んでしまう消費者よりも、まだ購買力があるであろう消費者を対象にした戦略をうっていくのは当然だと思います。
彼女達が20年後もレースやフリルのついた着物を着ることはないでしょうし(笑)


→たとえばこんな着物とか、うちのおばあちゃんが見たら気絶します(。-`ω´-)
$グラ可愛系働きマン@東京~ニューヨーク-popteen
http://shopping.kimonoyasan.co.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=901 より抜粋。

「ものづくり」という言葉は理解できますが、技術だけで、だまっていてはものは売れないので、やはり「売る力」を鍛えなきゃですねぇ

きらりピカチュウあぁ、私が兼業禁止規定の無い会社だったら、伝統工芸で髪飾りを作ってるところに出資して、作ってもらえるのに

おでんさんおでんくん「ふつうの会社はだめだろ。まぁ、1000万円くらいありゃ、できるんじゃないか?おもしろそう。」

きらりピカチュウ今の会社をクビになったら考えますよ(笑)」

おでんさんおでんくん 「だからといって、アレクの商品をたくさん買っていいといういいわけにはならんからな」

きらりピカチュウ勉強ですよ、勉強本。」