残欠の光の裏側を博物館で、この目て直接見るのに、20年もの歳月がかかったのです。
以前、早稲田大学の若い学者さんが、奈良博物館へ光を拝見したいと書類をだし、聖林寺前ご住職の許可をいただいたにもかかわらず、何故か許可がおりなかったそうで、なんと、写真判定だけで、復元図面を全国大会の学会で、発表されました。
その論文は、仏藝という学術雑誌にも発表されました。写真判定では、 光の三ヶ所の割れを切断と見てしまったようです。
今時の若い人のどこか、安易に流れる傾向がありそうです、何故ならその時、同時に発表された韓国の石碑だったか?現地には行かず、写真判定でした。
私のように、50年近くもの間、時間をかける人は幸せと言えるでしょう。
ある寺の断片研究をしていて、藝大の書類を持参していましたが、当時の博物館学芸員の方に、目の前で断られました。私は、理由をお訊ねしたり、あれこれ話をしましたら、ついに、根負けされたのか、「池田さんには、嘘がつけません」と言われ、少し驚きました。
私は粘りもあるけれど、瞬発力もあるのでしょうか。

今、教え子の渡辺淳子さんが病室に来てくれました。20ぶり近い感激、感動❤️です