前に、お隣さんから、農協の婦人雑誌を頂きました。梅干しのつけ方など、良い記事があるから、読んだら捨てなさいねと、いわれて。
2015年7月号に、樹木希林さんの文章が載っていました。以下、印象深い部分です。

、、、夫や妻のことを悪く言っている人を見ると「この人、自分のこと言ってる」と、心の中で思っています(笑)
がんになったことで、人生観も変わりました。がんにならなければ、心のありようが収まらなかったかもしれません。゛人はかならず終わる゛という実感を持てたことは大きかったです。命の限りを実感できてよかったのは、心の整理ができること、がんという病気は、たいていいくらか残された時間があって、その用意が間に合うんですよ。
わたしは、自分のことで人を煩わせるのがすごく嫌なんです。自分のことを自分で始末していくのは大人としての責任だと思うから。
死を感じられる現実を生きられるというのは、ありがたいものですね。いつ死んでも悔いがないように生きたい。そう思っています。

この文章を残して、3年、見事に生ききられたようです。素敵な着物を着こなして、にこやかに笑った写真が1ページ一杯に載っていました。

樹木希林さんには、特別な能力があり、普通以上の生活力がありました。癌治療にしても、仕事や、生き方にしても、特別な存在だったように私には思えます。自らの努力で勝ち取った、幸せな人であったのでは。

誰でも最後は、自らの能力で、生ききるしかありません。

私は、樹木希林さんを羨ましいとは思いません。私は、彼女の努力には、ほど遠く、かなり呑気に暮らして来ました。
私は私なりの、さとりが、どのようなものか。見届けるのが楽しみです。

この期に及んで、まだ、自分には、伸び代がありそうと、楽天的でもあります。

今日も、病院の長い廊下で、太極拳歩きを試みました。まだまだ、身に付いていないので、練習あるのみです。
無理は出来ないのが、少し悲しいですが、身のほどです。心配しないでくださいね❤️