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実家のある町で祭があった。

さびれた商店街を歩行者天国にして、夜店が並んだりする。

商店のガレージやらでは作り物の人形が飾られる。

それは佐藤琢磨だったり、ムシキングだったり、巻誠一郎だったりする。

ガレージの壁をブルーシートが囲ったような安普請である。

行き交う人々はおそらく町内の人間だけである。

実にショボい祭なのだが、ひと通り歩いてみた後は、こういうのもいいなあと思えてきたのだった。