月30時間を超える残業の割増率を25%から50%に上げるって…

そもそも残業代が払われない会社がゴマンとあるのだから、そんなこと考える前にやることあるだろって思う。


法律改正したら大企業はまあそれなりに守るだろう。

でも、年収400万円超の人には残業代を払わなくてよくなるのなら、大企業の労働者には関係ない話だ。

つーか、残業代がもらえなくなる分、「改正」でなくて「改悪」だ。

年収400万以下の中小企業の社員はサービス残業が横行してるので、もらえるはずの残業代は増えるけど、どうせもらえないのなら取らぬ狸の皮算用でしかない。


あるいは、扶養手当の関係でよく聞く「103万円の壁」と同じように、残業時間が30時間を超えないように企業が管理を強めることになるのかもしれない。

それはそれで長時間労働が解消してよいことなのかもしれないが、30時間超えたら残業時間をごまかすとか、悪影響の方が大きいんじゃないか。



今の日本の労働市場で何が一番問題かというと、僕は非正規社員の増加だと思っている。増加というよりは、正社員から非正規社員への置き換えである。

賃金をはじめとする労働条件が正社員と比べて劣悪であることから、非正規社員は将来へ展望を持つことができず、いつ解雇(雇い止め)されるか分からない不安も持っている。

そんなことで充実した消費生活をおくることができるはずもなく、結婚することができない人も多い。

その結果、出生率は低下するは、年金未納者は増えるは、やけっぱちな気持ちの社会的蔓延は治安の悪化を招くは、いいことは何もない。

目先の利益を追求する企業は豊かな消費者を生むことができず、結果的にジリ貧経済に至るのだ。