皆様に、お詫びしなけらばならない事があります。


先日行われましGR 86/BRZ Race 第2戦富士大会の決勝後の車検で、私の車がその対象となり、足回り、ガソリン、デフの検査を受けました。


その結果の一報が72日の夕方、TRDさんよりチームに入りまして、私のクルマのデフを取り付ける際に使用していた、六角レンチで絞めるタイプのネジが、本来ならプラスドライバーで絞めるタイプのネジを使用しないといけないという事で、それがレギュレーション違反に当たり、規定により、車検失格、富士大会の獲得ポイント抹消、次戦菅生大会の出場停止処分となりました。





普段より応援頂いている皆さんを裏切る形となり、大変申し訳なく思います。


デフを組んでくれたメカニックは、本来ならプラスネジを使用している事も理解しておりましたが、それが六角ネジになっている事に気づきながらも、そのタイプもあるのだと、安易に考えた様です。


私は、TGRアンバサダーでもありますし、普段から86レースをより健全なレースにするため、様々な働きかけをしておりましたが、今はそんな自分が恥ずかしく情けない思いです。


チームのコミュニケーションや部品の管理等、今後の再発防止を様々な観点から徹底すると共に、この件を86レース全体にお詫びすると同時に、これをキッカケに業界全体がよりレギュレーションを理解し、より健全化するようより一層努めて参ります。


86レースを共に戦う株式会社オウルテックの東海林社長から「我々はチームです。一人のミスは全員のミスであり、チーム全体で反省しましょう」とお言葉を頂き、大変申し訳ないのですが、オウルテック社員ドライバーの山本選手、加藤選手に加え、菅生戦でデビューするはずだったオウルテック社員ドライバー石森選手も、次戦菅生戦出場を取りやめる事にさせて頂きます。


これから、一層気を引き締め、全ての事に真摯に取り組んで参りますので、今後とも宜しくお願いします。


レースを運営するTRA事務局より先ほどブルテンが発行されましたので、そのタイミングで皆様にお詫びし、お伝えさせて頂きます。


この度は大変申し訳ありませんでした。


       2021年7月13日           脇阪寿一