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最近じゃ、市販車でも見るようになりましたが、


スーパーGT 500クラスで使用するブレーキはカーボンです。


カーボンディスクをカーボンパッドで挟み、クルマを止めます。


ブレーキの効きはスチールブレーキよりもかなりポテンシャルが高いですが、


カーボンブレーキをきっちり作動さす条件が狂うと全く制動力を発揮しません。


それはブレーキ温度によるものが一番大切ですが、


通常、踏み始めて直ぐに400度から、ピークでは1000度近くになる領域を使用します。


その際、ブレーキはこんな感じで


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温度が上がり、真っ赤になります。


熱いで😅




そんなブレーキを管理するのは緻密な作業になります。



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表面の色やテカリで状態を確認し、


管理する為にその厚みを図ります。



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厚みを測る道具は


電子ノギスを使用し


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1/100ミリ単位で測ります。



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因みに、こちらは0.19ミリです。


😱



このようにスーパーGTで使用するクルマを作り上げるには



普段の生活で使用する単位よりも非常に細かい領域でクルマを仕上げ、



更に、0.1秒という、普通に生活していたら気にしないような短い時間の差を争ってます。



考えれば、すごい事してるよね。



今回はレースにおけるブレーキと、とてつもない細かな違いを争ってるというお話しでした。



それでは、午後のテストも頑張ります。








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