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我々、他のレクサス勢と違い、決勝を見据え硬い側のタイヤで予選に挑みました。


ドライバー、エンジニア、メカニック、全てのスタッフが力を出し合い、予選4位を獲得。


特に大嶋和也選手、あのQ2



WETからDRYに変わりゆく路面、硬いスリックタイヤが不利な条件にも関わらず、



ポールポジシの#37から僅か0.1秒差の4位につけた事は、本当に彼の頑張りを評価したい。



我々の期待に応えてくれました。



彼の頑張りを支えた山田健二エンジニアのクルマと、それを仕上げたメカニックを誇りに思います。


また、そのクルマを開発したTRD、足元を支えてくださっているBRIDGESTONE、素晴らしいエンジンパフォーマンスを支えるワコーズの皆さんに感謝します。








Q1、WETコンディションでのアンドレア・カルダレッリ選手のポテンシャル。



Q2を硬いタイヤで4番手に着けた事実とポテンシャル。



天候が目まぐるしく変わるタイ、ブリラムサーキットに置いて、



レースに向けて、DRY、WET、どんなコンディションになっても、我々が勝つ可能性を引き上げる準備はこれで整いました。



また例えレクサスが不利なレース展開になっても、ドライコンディションでのレースなら違う種類のタイヤを使用するレクサスが存在する事から、#23に対して、
最悪の結果を避ける準備も整わせました。



我々にとって、普通のレースの予選に対するタイヤ選びとは比べものにならないくらい、複雑な要素を考慮に入れた僕らチームルマンが考えた我々の戦略でした。
 


晴れたら硬いタイヤ、BRIDGESTONEさんとBRIDGESTONEさんの新しいこのタイヤを信じて、ブッチギリで優勝してみせる!



そう考えていたんですがね。。。




スタート前にあの雨でしょ。




WETタイヤからのスタートでしょ。




硬い側のタイヤのメリットを使えず。。。




そこからはご存知の展開。




レース中、2回ピットに入り、2セットのドライタイヤを使用しましたが、




最初はWETコンディションからDRYコンディションに変わる路面状況で、ソフト側のタイヤの方がタイヤのウォームアップが有利な事から、



2回目のピットは



アンドレア選手から大嶋和也選手に変わる際は、事前にアンドレア選手がWETとDRYで彼の規定周回数のマックス近くまでドライブし、大嶋和也選手の周回数が少なく、硬い側のタイヤの性能をフルに発揮するには周回数が少ない事から、




両方ともソフト側のタイヤをチョイス。
冷静に状況を分析した結果ですが…



予選で選んだ硬い側のタイヤのメリットを使えないまま、2位と言う結果になりました。




そしたら、予選で大嶋和也選手にソフトタイヤを選んでやってたら…



彼はポールポジションを取っていた事でしょう。



そしたら色んな展開が変わっていたかもしれない。



大嶋和也選手にポールポジシションを取らすべきだったかもしれません。



監督として、反省はしてます。







ですが、



結果を知らず、もう一度レースをし直しても



僕は同じタイヤ、同じ作戦を取ったと思います。



だって、結果は違いましたが、その作戦がどのシチュエーションでも一番我々が勝つ可能性が高いから。



レクサスのどれかが勝つ可能性が高いから。



またその他にも、今回は、素晴らしい作戦、判断もありましたが、その一方で前々から言っているクルマのバランスからくるのかわかりませんが、クルマのスピードとは対照的なタイヤのウォームアップの遅さと、ピット作業のミスが浮き彫りになりました。



レース中、#12や#17がピット作業に手こずらす、もっと前後の差が均衡していたら、我々の順位はもう少し下がっていたかもしれません。



だからこの成績は、アンラッキーもありましたが、ラッキーもあり、これはイーブンです。



それと2位表彰台は、タイトル獲得に向けた僕のプランの想定内。



今回は、我々よりトムスと平川亮、ニックキャシディが強かったと言うのが現実。



茂木で逆転タイトルを掴むためには、クリアしないといけない課題があります。



LEXUS Team LeMans 力を合わせて、心ひとつに課題に取り組み、最終戦に臨まなければなりません。



皆んな、頑張ろう!



茂木で優勝して、天命を待つ。




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逆転タイトルを信じて。




これからも正しい方向に進むため、我々は仲間たちを信じ、感謝の気持ちで、仲間たちと共にLEXUSにタイトルを!



LEXUS LC500でタイトルを!




それが自分たちの手で達成できたなら…




最高ね。



























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