私のヴェルファイア
右リアがパンクです。
スーパーGT富士の帰り
ハンドリングがおかしいと思ってましたが、
停めておいて徐々に空気が抜けてたのね。
富士から無事に帰れて良かった!!
チームルマンのメカニック達に
ピット作業時間をなんとかしろ!!
タイヤ交換をもっと早く!
とかいう僕ですが、
タイヤ交換、苦手です。
昔、ゴルフの帰り道パンク。
仕方なく路肩でちんたらタイヤ交換をしていたら
助手席からヒロミさんが降りて来て
テキパキとタイヤ交換をしてくださったのも
良い思い出です。
犯人はこの方でした。
近所のガソリンスタンドでパンク修理して頂きました。
このパンク、運が悪かった!!
で、片付けたらそれで終わり。
僕は色々考えた。
普段から極力パンクの可能性を引き下げる努力をしている。
職業病ですが、ポジティブに働くから今も実践しています。
スーパーGTやレースの舞台で、
例えば、トップを走っていると、
後ろのクルマとのギャップを考えますが、
それ以外はトラブルに対する対策に集中してきました。
エンジンの回転を抑える。
これは、エンジントラブルや、ガス欠対策です。
パンクしない為に、異物を踏まない、別のクルマが走らない場所を走らない。
レースでパンクして運が悪いで片付けてる人たまに居ますが、
本当に色々な事に注意して走ってる?
と聴きたくなります。
それを最大した後に言って良いのが
「運が悪かった」という言葉。
スーパーGTで接触があればイエローフラッグで教えてくれます。
その時に止まっているクルマだけを注意していると、
その止まった原因が接触によるものなら、
接触によりできたカーボンパーツなどの破片を踏み、
パンクする可能性が引き上がります。
せっかく、皆んなで積み重ね、頑張ってきた成績、順位をそれで台無しにする事があります。
スーパーGTの場合、トップを快走し、ギャップが広がれば、
そのギャップを利用し、速く走れても、その分の集中力をリスク管理に費やし
ライバルより少しでも前ですゴールすれば勝ちは勝ち。
これが、プロの役割分担であり、プロの仕事です。
チームメイトがギャップを作ったから、後乗りの自分もギャップを更に作らないと
自分の評価が下がる
などと思うドライバー、そんな評価をするチームは、勝てる、タイトルを取れる可能性を引き下げています。
もちろん、僕が言う様な事ができる選手、チームというのは
普段から信頼関係ができているプロ集団なんですけどね。
例えば去年のスーパーGT タイ
優勝した#19 LEXUS team BANDOHですが、
国本雄資選手がドライブし、後ろからホンダの牧野選手が猛追、
僅差で優勝したあのレース。
坂東チームはタイヤに不安要素があり、わざと国本雄資選手のペースを落とさせ
ギリギリで優勝しました。
スピードよりリスク管理をしっかり出来た優勝でした。
レース中、国本雄資選手が無線で
「本当は僕だってもっと速く走れる!」
って言っていたのは
その頃のチームと国本雄資選手、そして周りの国本雄資選手への評価がまだ上手く噛み合ってなく
周りからの自分の評価に不安要素があった国本雄資選手の心の叫びだったんでしょうね!
それから国本雄資選手はスーパーフォーミュラでタイトルを獲得し、TGRのルマンへのシートも獲得する実力を示しました。
例えば今、国本雄資選手があのタイのレースと同じレースをしたら
国本雄資選手が関口雄飛選手よりも遅く、関口雄飛選手が作ったマージンで勝てた!って思われますかね?
そんな事、無いですよね。
今年は正直、タイヤ的に厳しい戦いをしいられている坂東チームですが、
両ドライバー、チームの実力は確実に高いレベルで調和が取れ始めていますね。
あの、タイのレースを通過点に。
話は外れましたが、
普段の運転でパンクのリスクを減らす事が出来ます。
それをお伝えしますね。
まず、大切なことは
整備点検は当たり前、その上で
他のクルマが通らない所を通らない!!
クルマが通らない所はゴミが集まりやすく
そこにはネジや釘などのパンクを引き起こしやすい物も集まりやすいです。
路肩、交差点の真ん中、色々です。
僕なんかは、富士スピードウェイの駐車場
クルマが居ない時でも、決められた車道しか走りません。
駐車スペースは普段、ピットとして使用し、作業してることもあり、
色々なパーツが落ちている事が多いです。
皆さんは、運転する時
この様な事をちゃんと考えてますか?
僕のリスク管理の一部、確率論での情報処理から導く考え方のほんの一部を皆さんにご紹介してみました。
長々とお読み頂き、ありがとうございました。
これから何処を走った時に踏んだネジかを考えます。✌️😭😭😭
Juichi WAKISAKA x youtube Channel 11