今週GAZOO Racing ニュルブルクリンク２４時間耐久レース　１１年目の挑戦　始まります！

今年はGAZOO Racingとして、ニュル１１年目の挑戦、１０年と１年目の挑戦です。

ですから初心をもう一度思い出す意味でも、冒頭、あえて“GAZOO Racing “と書かせていただきました。

“GAZOO Racing“ それは、豊田章男さんと成瀬弘さん、二人の出会いから始まりました。

「運転のことも分からない人に、クルマのことをああだこうだ言われたくない。」

「トヨタの中には、俺たちみたいに命をかけてクルマを作っている人間がいる。そのことを忘れないで欲しい。」

「月に一度でもいい。その気があるなら俺が運転を教えるよ。」

トヨタのテストドライバー成瀬さんが初めて会う豊田さんに投げかけた言葉です。

そこからスタートした二人の信頼関係・・・。

成瀬さんの本気のお言葉と、豊田さんの中に眠る創業から変わらぬトヨタのクルマづくりへの想い、

もしかすると創業者豊田喜一郎さんのお言葉

「オートレースは単なる興味本位のレースではなく、日本の乗用車製造事業の発展に、必要欠くべからざるものである・・・。」

がリンクし、成瀬さんに運転を教わることにされたのかもしれません。

彼らが目標に掲げた“もっといいクルマづくり”

最初は小さく始まったGAZOO Racingの取り組みは、今やその規模が拡大、GAZOO Racingの根幹の想いがトヨタ自動車全体のDNAとなり、トヨタのクルマづくりに浸透、トヨタのクルマに乗られるお客様をもっともっと笑顔にする為、TOYOTA GAZOO Racingとして“もっといいクルマづくり”への挑戦を続けています。

WRC世界ラリー選手権、WEC世界耐久選手権、ニュルブルクリンク２４時間耐久レース、NASCAR、スーパーGT、スーパーフォーミュラ、全日本ラリー選手権・・・、トヨタの旗の元参戦するレース活動全てが“もっといいクルマづくり”の為。

TOYOTA５大陸走破プロジェクトもそうですね。

そして今週末、その挑戦の舞台は車両開発の聖地ドイツニュルブルクリンクへ。過酷なニュルの中でも、一年で一番クルマと人に厳しいニュル24時間耐久レースの季節が今年もやってまいりました。

TOYOTA GAZOO Racingニュル24h参戦の意義“道が人を鍛えクルマを鍛える”ニュルの道での彼らの戦いは、初心を忘れることなく、今年も2007年の初参戦から数えて10年＋１年目の挑戦が始まります。

去年TOYOTA GAZOO Racing LEXUS RCの挑戦をリタイアという形で突っぱねたニュルブルクリンク２４時間耐久レースにおいて、TOYOTA GAZOO Racing の１１年目、新たな戦い、“負け嫌い”LEXUS RCと、そのクルマの改善に全精力を注いできた男たちのリベンジが始まります。