「運転の事も分からない人にクルマの事をああだこうだ言われたくない」
「月に1度でもいい、もしその気があるのなら、俺が運転を教えるよ」
「このトヨタのなかには俺たちみたいに命をかけてクルマを作っている人間がいる。そのことを忘れないで欲しい」
「クルマと会話するんだ。クルマは計算だけではできない。生き物だから」
豊田章男社長が当時44歳、米国の現地法人の副社長として日本に帰国した時に初対面のテストドライバー・成瀬弘さんに言われた言葉です。
そこから豊田章男社長は成瀬さんの元、真の意味でクルマを学び始めます。
そしてトヨタ自動車の全員に
”もっといいクルマをつくろうよ”
”私たち自身がもっとクルマ好きになることからスタートしなければならない”
など様々な言葉を投げかけながら改革を実行。
今もなおTOYOTA GAZOO Racingの活動と共に成瀬さんの教えを胸に自らステアリングを握り、世界の道と語りクルマと会話し「もっといいクルマづくり」への挑戦を続けられています。
ニュルもそう、5大陸走破プロジェクトもそう、WECも、国内モータースポーツもそう、勿論来年からはじまるWRCだって、皆さんを笑顔にする、もっといいクルマをつくるための挑戦です。
この挑戦の元、世界中の道が人を鍛えクルマを鍛えます。
我々はモータースポーツで強くなる!!
そう宣言されている様に僕は思います。
「トヨタ自動車なんか、こんなクルマ作りできないでしょ!?」とある方に言われたらしいです。それが悔しくて悔しくてしょうがない…と。
負け嫌いな我々のボスの、トヨタ自動車の、改革。
我々もボスと共に失敗を恐れずバッターボックスに立ち挑戦を続けたい。
謙虚、感謝、信念を胸に、仲間たちと力を合わせ、心一つに頑張りたい。
モータースポーツをメジャースポーツへ。
この国に真のクルマ文化の構築を!
君たちの未来へ
Juichi WAKISAKA x youtube Channel 11