スーパーGT第7戦タイ 決勝
LEXUS Team WedsSport BANDOHの皆さん、優勝おめでとうございます!
坂東監督、関口雄飛、国本雄資、本当におめでとう!
俺も嬉しいよ!
今日の所は完敗ですが、次は見ててもらうよ!
そして、土屋エンジニアリングの皆様、土屋武士、松井孝允、GT300優勝おめでとうございます!
素晴らしい。
武士本当に引退するの?!笑
我々 LEXUS Team Le Mans は、沢山のウエイトハンデを背負いながらも3位表彰台獲得、シリーズランキング2位に浮上、タイトル獲得が見えてきました。
土曜日のフリー走行は大嶋和也選手で走り出し、2種類のタイヤを試し、選んだタイヤでアンドレア・カルダレッリ選手がロングランシミュレーション。
その後、アンドレア選手で予選シミュレーションするも、彼のフィーリングとクルマが合わず、パフォーマンスはイマイチ。
一方、大嶋選手は絶好調、走ればトップタイムを繰り返します。
迎えた予選1回目、クルマと大嶋和也選手のパフォーマンスならポールポジションも狙う事も出来ましたが、アンドレア選手の不安を考慮し、予選2回目に進出する事を最優先し大嶋選手でアタック。
1位で予選1回目を通過です。
迎えた予選2回目、アンドレア選手でアタックするも、彼のフィーリングに合わず6位で予選を終了しました。
予選後2人のドライバーに、お互いたくさん話し合い、二人のドライビングを決勝までに合わせて欲しいとリクエスト。
合わせて山田エンジニアとメカニックたちにはもうワンランク上のクルマをリクエストさせて頂きました。
そして僕自身として、考えて考えて、色んな方々の助言も頂き、次戦茂木での作戦の幅を広げるため、いつもとは違う、大嶋和也選手でのスタートを決断しました。
迎えた決勝日、朝のフリー走行。
アンドレア選手のタイムでトップタイムと僅差の2番手をマーク。
その後行われたサーキットサファリはバスがコースから出た後のタイミングで大嶋和也選手がトップタイムをマーク。
ドライバー2人は一晩で見事ドライビングを合わせてきました。
凄いドライバーたちです。
更にエンジニアとメカニックは更に速いクルマをリクエスト通り作り上げて来ました。
彼らは凄い。本当に凄い。
これでレースに向けて全ての準備が整いました。
後は集中して、自分を仲間を信じて戦うのみ。
迎えた決勝。
大嶋選手にはレースを大嶋選手ドライビングで作るようにリクエスト。
それをきっちり守り、スタート直後、他車の強引なトライで順位を下げるも冷静に対処しレースをコントロール、そこからの追い上げは皆さんも承知の通り。
チームはトラフィックの関係をきっちり読み、そのタイミングで大嶋選手をピットに呼び寄せ、ピット作業からアンドレア選手を送り出す。
ピット作業は多少混乱、これは次戦への課題です。
レースは終盤までアンドレア選手が安定したペースで走りながらポジションを上げ、3位でチェッカーを受けました。
我々に取って本当に嬉しい、大切な大切な3位です。
計算し尽くせたレースコントロール。
これは次に繋がります。
このスピードは茂木に必ず活きます。
応援頂いた皆様に感謝します。
チームスタッフもそれぞれが色んな問題を抱えながらも、頑張り、色んな方々、スポンサーの方々の想いや努力に助けられ、守られ、頑張れてきました。
そんな皆様の力添えもあり、今我々はスーパーGTという、とてつもなく激しい戦いの中、只今ランキング2位に位置しています。
でもこの先、茂木でタイトルを獲得するにはもっともっと努力と、信頼関係が必要です。
偉そうな事を言うようですが、タイトルを3回ほど獲得させて頂いた者ゆえ解る事もありますので聞いてください。
タイのレース前に僕は目標を立てました。
シリーズタイトルを獲得する為の逆算です。
闇雲に願いで立てた目標ではございません。
色んな事を全て考慮し、計算し達成出来る目標です。
タイで4位、茂木で2連勝。
タイは3位で想定以上の結果を出しました。
更には茂木で2連勝、これを達成する為に、 LEXUS Team Le Mansの皆んな、1UPが必要です。茂木までに皆んなで1UPしようよ!
そこには絶対見た事ない景色が広がってるから。
力合わせて頑張ろう!
さあ、次戦茂木。
皆様、引き続き応援宜しくお願いします。
感謝。
Juichi WAKISAKA x youtube Channel 11