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今回のセパンテスト、タイヤはヨコハマタイヤさんが、うなるぐらい用意してくださってます。

これだけあると間違えないように印もつけます。

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F/L  これは左フロントタイヤ

F/R 右手フロントタイヤ

R/R 右リア

R/L 左リア

になるわけです。

因みにこのタイヤ↑

スリックタイヤと言ってツルツルです。

これは新品の証拠

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使用すると表面が↑溶けてこんな感じ。

そして、このタイヤは溝がありません。

雨の時に走らないので、水を逃す溝がなく、その分、路面との設置面積を増やしてグリップを稼ぎます。

同じように見えても、実はゴムの硬さ、タイヤの構造がそれぞれ細かく違い、状況に応じたタイヤ選びが勝敗の鍵になります。

そのため、色々なタイヤをサーキットに持ち込み、走行テストをしてタイヤを評価、次の開発に繋げるわけです。


因みにレインタイヤには溝があります。



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走行するタイヤは、走行前にヨコハマタイヤのスタッフさんが、ホイルとタイヤを組んでくださいます。

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組んだタイヤはエアーを張って、タイヤのビートをホイルに合わせます。

この時、タイヤ、ホイルが破裂する恐れがあるため、安全面を考慮して、金属製のケースの中で作業を行います。

このようにして、組まれたタイヤはチームへと運ばれ

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次はタイヤの中のエアーを抜いて、窒素ボンベの窒素に入れ替えます。

窒素を入れる理由は、空気に比べて熱の膨張率が少ないためです。

レース中のタイヤは表面は100℃を超えます。

よって中に入れる気体によってタイヤのパフォーマンスも変わるのです。


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走行が終わるとタイヤの温度を計ります。

このデータを

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パソコンで管理し、ドライバーのコメント、ラップタイムや色々を合わせ、走行データとして開発に繋げます。


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走行後、外したタイヤ、ホイルは、カーボンブレーキの粉で真っ黒。

かっこいいWedsSportさんのホイルが台無し。

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メカニックさんが毎回綺麗に水洗いしてくれます。

この後、使うタイヤは保管。

使用しないタイヤはヨコハマタイヤさんへ戻され、タイヤとホイルを切り離します。

そしてそのホイルには新しいタイヤが組まれ…



1日のテストが終わると、走行データをまとめ

そしてドライバー、チームのエンジニア、監督と共にミーティングを開き、次に繋げます。







つづく。