第201話: 85歳! じゅっぺ教授の白内障手術(その3)
  —術後の目を守る保護メガネ〈メオガードネオ〉の生活—

《白内障手術後の注意について》

①【入浴】=手術当日は不可。
翌日~5日目まで、顔を濡らさないようにシャワーのみ可能。
6日目から入浴可能。

②【洗顔】=手術当日~5日目まで、眼の周りを避け、タオルで拭く。
6日目~1ヶ月間、眼を閉じて洗顔。

③【洗髪】=手術当日~5日目まで不可。
6日目~1カ月間、下を向いて目を閉じて洗髪。

④【運転】=手術当日と翌日は不可。
2日目から、見え方に不安がなければ可能。

⑤【畑仕事・草取り】=手術当日~6日目まで不可。
1週間後~目に入らないようにしてください。

⑥【球技・スポーツ】=手術当日~1週間は不可。
水泳は1ヶ月後から可能。

⑦【眼帯】=手術当日は眼帯をして帰宅します。
翌日の受診時にスタッフが眼帯を外します。

➇【保護メガネ】=
翌日から手術後5日間は保護メガネ〈メオガードネオ〉をする。
終日(24時間)、睡眠時も着用してください。

⑨【通院】=手術翌日、翌々日、術後1週間後は診察が必要です。
翌日は散瞳するので本人の運転はできません。

【写真1・2】をご覧ください。

保護メガネをするじゅっぺ先生です。
この保護メガネの名称は〈メオガードネオ〉と言います。
花粉症飛沫対策ゴーグルと同じ機能のメガネですね。
なかなか似合っている??? 

 

 



【写真3】をご覧ください。



目薬するじゅっぺ先生です。
点眼目薬はイロイロで、沢山あります。
患者さんにとってこの点眼が一番面倒な世話かもしれません。
お医者さん曰く。
『術後の目薬はとても大切です。自己判断で中止してはいけません』と。

①手術前の点眼目薬
【オフサロン点眼液 5mL】
 手術前の感染予防です。細菌を殺菌する目薬です。
 手術の3日前から朝・昼・晩の3回、点眼します。

②手術後の点眼目薬
手術後の点眼はさらに大変です。
下記の通り目薬は3種類もあって、朝・昼・夕・寝る前
の4回術後の両目に点眼するのです。
しかも術後の目薬の実施は4~6ヵ月程必要です。

1、【ガチフロ点眼液0.3 %】
  細菌のDNA合成を阻害し、術後の細菌を殺菌する。
2、【サンベタゾン眼耳鼻科用液0.1 %】
  目の炎症症状を抑える目薬です。
3、【ジクロフェナクNa点眼液0.1 %】
  白内障手術後の炎症や術中・手術後合併症予防に用いられる。 

【写真4・5・6・7】を見てください。

運動のできない、食欲のパットしないじゅっぺ先生を心配して。
奥さんが 食欲が湧き 消化の良い、 
お庭でとれたパクチーと大根でお粥を作ってくれました。
美味しい 美味しいと 食べている
保護メガネ〈メオガードネオ〉のじゅっぺ先生です。

 

 

 



【写真8 ・9・10】をご覧ください。

まだ目に自信がなく 運動もダメなので お部屋にこもりきりです。
心配した奥さんが散歩に誘ってくれました。
自宅の裏山に富士宮市の誇る《白尾山公園》があります。
坂道を保護メガネ〈メオガードネオ〉して慎重に一歩一歩登ります。
白尾山公園から見る富士山は裾野が全部見えて 
息が止まるほどスバラシイ眺めです。

白内障手術の結果、すでに肉眼ではありません。
左目も 右目も 人工の眼内レンズ(直径6 mmほど)ですが、
美しい 白雪たっぷりの 富士山を拝むことができました。

 

 



【写真11 ・12】をご覧ください。

手術後 お酒は禁止です。
4日過ぎたので散歩にソッと持ってきました。
350 mlの缶ビールで富士山に向けて奥さんとソッと乾杯しました。
久しぶりのビールは本当に美味しかった。

 



【写真13・14・15・16・17】を見てください。
令和6年1月28日 日曜日 野中神社の春祭りです。
じゅっぺ先生は野中神社の代表総代です。
保護メガネ〈メオガードネオ〉をつけて。
野中神社のハッピ姿もカッコヨク!
我が家!! と 富士山!!! に見送られて、
今年最初の野中神社の神事に出かけました。