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中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~
1ヶ月以上前ですが藤原達也主演舞台中村仲蔵を観ました
(既に大千秋楽を迎えています)
時間がたってしまうと観たばかりの余韻が残っている時の熱量とはまた変わっていってしまって書こうと思ったけど書けないかなあもういいかなあなとも思ったけど
これ見たら
また熱量が蘇って来ました
中村仲蔵も魂の演技でした
藤原竜也の役どころは歌舞伎が黄金期に向かう江戸時代中期、彗星の如く現われた破天荒な歌舞伎役者、初代・中村仲蔵(なかむらなかぞう)もちろん実在した人物です
梨園の血縁ではない彼は四代目・市川團十郎に見出されて異例の出世を遂げ、一代で「名人仲蔵」と言われるまでの大スターになった人物でその波乱万丈の人生は今でも落語や講談でも語り継がれています
全ての演技が圧巻でしたがカイジ張りのCMではたと思い出したのが『外郎売り』の場面です
外郎売りとは2代目團十郎作、初演の演目ですが現代では俳優やアナウンサー、声優など喋ることを生業とする人の長ゼリフのことを指して言います
そしてまた練習用の教科書ともなっています
その『外郎売り』藤原竜也がたったの一文字も違わず息継ぎすらほとんどせず一気に言い切りました
どれほど長いかというと
読めないと思いますがどれだけ長いかがわかるかと思います
そしてまた、長いだけでなく早口でカイジのキンキンに冷えてやがるみたいなテンションで一気に
しつこいようですが読んでも言い切るの難しいと思うしやり直し利かない生の舞台ですよお