カラスといえば… | 大学院生の読書生活

カラスといえば…

カラスにパンを盗まれて思い出した。
爆笑問題の太田光自伝「カラス」という本を読んだ事を。

今、お笑いブーム。
誰が好きかといえば、ダントツで爆笑問題をあげる。
ヒロシも好きだ。

爆笑は、レギュラー番組が多いため、漫才をする機会が少ない。
だから、毎年お正月にやっている漫才は、必ず見る。

太田光の一言は絶妙過ぎる。
「ショーケンに恐喝された」
「ヤワラちゃんは顔が故障している」
…こうやって活字にするとひどい話だ。
でも、太田光を通して言うと、絶妙の話になる。

爆笑問題の日本原論以来、多くの著作が出ている。
どれもが面白すぎて、説明がもどかしい。

そうそう、話を戻す。
「カラス」の話。

おおまかに言うと、その年齢の時に何をしてたかが書いてある。
暗かった高校生時代、目立った大学時代、そして下積み時代。

自分の年齢と重ねて読むのが楽しい。
読み返す時、まずは自分の歳の部分から読む事にしている。

うん、あの太田でも、まだ売れてない歳だなと勝手に自分に言い聞かせる。
そう、低迷した時期も長く、売れ出したのは案外、遅い。

太田光が、お笑いの枠を超越している事もよく分かった。
将来、北野武のように、映画界でも成功するんじゃなかろうか?

今度は、相方の田中裕二自伝も出るといいんだけど…




著者: 太田 光, 唐澤 和也
タイトル: カラス




著者: 爆笑問題
タイトル: 爆笑問題の日本原論