OhmyNews の記事 「私は学校に「行かない」- 命を守るために不登校児になるという選択 」 を読んで。

中学2年生の時に不登校となり、高校に行かず高等学校卒業程度認定試験(高認、昔の大検)を取得して、来年度に大学入学を目指して勉強中の"市民記者"の方が投稿した記事である。

「学校に行きたくない」と思っている子供たちやその両親の方たちには、「いじめなどの理由で学校に行きたくないのであれば、無理して学校に行かなくて良いのでは」と言ってあげたい。
精神障害、ひどい場合に自殺、といったことをを考えるなら、無理して学校に行く必要があるのか疑問に感じる。

また、学校や行政には、不登校となった子供たちの逃げ場である「フリースクール」などの機関の充実や、うつ病やいじめを防ぐための学校へのカウンセラーの配置、などを是非検討して欲しい。

少子高齢化の下、子供たちは国の重要な宝のはず。その子供たちが希望を持てず、不登校や自殺してしまっては国家的損失なのではないだろうか。いじめ問題がマスコミで取り上げられてからも、有効な対策が全く取られていないのは非常に嘆かわしい。

そして最も重要なのは、苦しんでいる本人とその家族の方たちを支援する対策が早急に立てられることではないだろうか。