「Dear,こげんた Blog
」の2008年2月5日の記事
、日本のイルカ漁に関する文章を読んで。
「問題は私たち日本人でイルカ漁のことを知らない人の方が多く、そしてそれが海外で、どれだけの大きな波紋を起こしていることを知らない人の方が多いということです。」
上のように「Dear, こげんた Blog」の管理人の方が書かれているように、日本で行われているイルカ漁について日本のマスメディアが報道したり、海外で日本のイルカ漁が問題になっていることが報道されることを見かけたことがない。
しかし、5年ほど前に米国出張したとき、テレビで日本の漁師がイルカ漁を行っている映像が流れ、小型の船から漁師がイルカを突き刺すために小さな湾がイルカの血で真っ赤に染まっている映像、まさに
「シーシェパード」の「太地のイルカ キャンペーン 」のページに
「イルカの血で真っ赤に染まった海 ― 虐殺を止めましょう。」
のタイトルで貼られた写真と似た映像を見たときには、鯨肉を食べたことのある自分もショックを受けた。
※ 上記ページをリンクしたが、決して反捕鯨団体「シーシェパード」に賛同している訳ではない
■ 「捕鯨」vs「反捕鯨」の論争でこれまで自分が考えてきたこと
『おいしんぼ』や捕鯨関係者が言う「捕鯨=日本の食文化」というのも一理あるのではないかと思ってきた。
Amazon で「クジラ」の本を検索すると、捕鯨を擁護するレビューが多数見つかるので、「捕鯨=日本の食文化」と思っている日本人は多いと思う。
その一方、 ジョン・C. リリー『イルカと話す日』、ジャック・マイヨール『イルカと、海へ還る日』、水口博也『オルカアゲイン』などの本を読み、イルカ、クジラ、オルカ(シャチ)は知能が高く、人間に近い哺乳類であることを知り、これらの哺乳類を保護すべきだとも思ってきた。
「水族館でショーをさせられているイルカやオルカは、海に戻してあげたい」とも強く思ってきた。
■ 今回、ブログがきっかけで調べて思ったこと
「ヘルプアニマルズ 」のサイトにアップされているイルカ・クジラ保護協会(WDCS)のPDF文書『人間の需要に駆り立てられるイルカたち 』を読んだ。長文だったので、自分が気づいた点を以下にあげる。
・ 日本のイルカ漁(追い込み漁)は衰退していた
・ 日本を始め世界で増え続ける水族館が高額で買い取るために、瀕死のイルカ漁が復活した
・ イルカ、クジラに対する動物愛護・動物保護の観点から、イルカ漁や水族館での劣悪な飼育環境に反対している
今まで欧米で盛んな反捕鯨運動に対して少し冷めた目で見ていたが、自分たちが身近に感じる水族館がイルカやオルカを傷づけていることを知り、この問題が身近な問題に思えてきた。
水族館でショーをするイルカやオルカたちは、ペットショップに並ぶ子犬、子猫たちと同じではないか。
「問題は私たち日本人でイルカ漁のことを知らない人の方が多く、そしてそれが海外で、どれだけの大きな波紋を起こしていることを知らない人の方が多いということです。」
上のように「Dear, こげんた Blog」の管理人の方が書かれているように、日本で行われているイルカ漁について日本のマスメディアが報道したり、海外で日本のイルカ漁が問題になっていることが報道されることを見かけたことがない。
しかし、5年ほど前に米国出張したとき、テレビで日本の漁師がイルカ漁を行っている映像が流れ、小型の船から漁師がイルカを突き刺すために小さな湾がイルカの血で真っ赤に染まっている映像、まさに
「シーシェパード」の「太地のイルカ キャンペーン 」のページに
「イルカの血で真っ赤に染まった海 ― 虐殺を止めましょう。」
のタイトルで貼られた写真と似た映像を見たときには、鯨肉を食べたことのある自分もショックを受けた。
※ 上記ページをリンクしたが、決して反捕鯨団体「シーシェパード」に賛同している訳ではない
■ 「捕鯨」vs「反捕鯨」の論争でこれまで自分が考えてきたこと
『おいしんぼ』や捕鯨関係者が言う「捕鯨=日本の食文化」というのも一理あるのではないかと思ってきた。
Amazon で「クジラ」の本を検索すると、捕鯨を擁護するレビューが多数見つかるので、「捕鯨=日本の食文化」と思っている日本人は多いと思う。
その一方、 ジョン・C. リリー『イルカと話す日』、ジャック・マイヨール『イルカと、海へ還る日』、水口博也『オルカアゲイン』などの本を読み、イルカ、クジラ、オルカ(シャチ)は知能が高く、人間に近い哺乳類であることを知り、これらの哺乳類を保護すべきだとも思ってきた。
「水族館でショーをさせられているイルカやオルカは、海に戻してあげたい」とも強く思ってきた。
■ 今回、ブログがきっかけで調べて思ったこと
「ヘルプアニマルズ 」のサイトにアップされているイルカ・クジラ保護協会(WDCS)のPDF文書『人間の需要に駆り立てられるイルカたち 』を読んだ。長文だったので、自分が気づいた点を以下にあげる。
・ 日本のイルカ漁(追い込み漁)は衰退していた
・ 日本を始め世界で増え続ける水族館が高額で買い取るために、瀕死のイルカ漁が復活した
・ イルカ、クジラに対する動物愛護・動物保護の観点から、イルカ漁や水族館での劣悪な飼育環境に反対している
今まで欧米で盛んな反捕鯨運動に対して少し冷めた目で見ていたが、自分たちが身近に感じる水族館がイルカやオルカを傷づけていることを知り、この問題が身近な問題に思えてきた。
水族館でショーをするイルカやオルカたちは、ペットショップに並ぶ子犬、子猫たちと同じではないか。
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