KARTE 2
意識不明の間、いろいろな夢を見ました。音楽の夢ばかりでした。
キッスの初来日公演からイアン・ギラン・バンド、レインボウ・ストラングラーズといったいわゆる外タレから、新宿ロフトや渋谷屋根裏で観たクロスウインドや東京ロッカーズ等の国内アーティストのライブの断片でした。
その中でもボブ・マーレイとフリクションの夢は壮絶でした。体が痙攣していました。事故を聞きつけた私の
母や妹は私の手や足をさすっていたそうです。妻は毎日病院に通って手を握っていたそうです。
最終的に見た夢は、日本のサックスプレイヤーである阿部薫の一周忌を偲ぶ夕べに新宿へ行った事でした。
すべて経験したことなので、リアリティーがあり、しかも意味は解りませんでした。この時、多量の向精神薬を
投与されていたとは解りませんでした。