【人がなかなか変われない理由】
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意識には種類がある。
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1、顕在意識、今自分が意識的に認識しているモノ
2、潜在意識、基本的に保護者的で、自我を護ろう護ろうとする、保守的な意識(個人的無意識)
3、集合的無意識、所属しているコミュニティーの所有している意識
4、超意識、インスピレーションや創造を司る、自我を超えた意識
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ざっくりとこんな感じ。
今回の、人がなかなか変われない理由においては、主に自我を護ろうとする潜在意識と集合的無意識が活性化し過ぎていること。
まとめて、ここでは保守的な意識を潜在意識と呼びますが、その活動の目的は、
肉体を含む自我の生命活動を護ること
なので、危険やリスクは回避しようと自動的にする。少しでも危険を感じると、やめとこう、とする。
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それは、良くも悪くも、これまでの潜在意識のシステムで、
「今日まで生きてこれた。」という実績があるため、大きな
【必要性】がない限り、このシステムを変えようとはしない。
なので、人は、自分の自我という個人的な存在の保護以上に重要な何かを見つけない限り、変わらない。
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その重要な何かは、集合意識の奥にある強い願いや、超意識という大きな宇宙(神の意志)とでも言う、より重要な何かを見つける、ということ。
(本質的に、見つける、という言葉は適切ではないのだけれど、分かりやすくするために、見つける、としておきます)
その集合意識や超意識につながり、自我という小さな自分を超えた、
大きな存在の意志や意識にアクセスするために、瞑想という手法が活用される。
ただし、瞑想というのは、物理的に分かりやすい瞑想をしなくても、情熱を燃やして仕事をしている時、何かに打ち込んでいる時、なども、深い瞑想状態に入っていたりする。
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結論、人が変わるためには、
【自我の保護以上に、重要な何か見つける必要がある。】
見つけるは、思い出す。または創り出す、と置き換えみてもいいかもしれない。
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個人としての自分を超えた重要なこととは何か?
それは自分を大切にしない、というのとは意味が違うので誤解のないように。
自分と認識する存在が拡大した状態で、重要なことは何か?
仁