≪その131、成功者の発想とは≫ | これで一発逆転!勝者の心構え

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ジャフィー(JUFFY)グループ代表取締役CEO&サムライ・キッド(SAMURAI・KID)代表取締役社長&国際ホームカラテティーチャー協会理事長、いじめ問題コメンテーターの宮澤一郎が、いじめで苦しんでいる君を救うメッセージ!

今日は君に私の少し歳の離れた友人で、日本人としてアメリカでもっともビジネスを成功させて大資産家となった大根田勝美さんが私に語ってくれた、“上手くいく発想”について紹介しよう。クラッカー
 
大根田さんが戦後間もなくして渡米し、オリンパスの内視鏡をセールスし始めた時のことである。
当初は、さっぱりと売れなくて途方に暮れる毎日を過ごしていたという。ガーン
内視鏡とは、医師が患者の診察で使用するための医療機器であるが、それまでのセールスの常識で売る為には、『性能が良くて』 『安くて』 『患者の体に負担をかけない』等の、『他社製品に比べて画期的な機能がついている』”いかに優秀な機器”であるかを猛烈にアピールしながら売り込むのがセールスの基本と誰もが思いこんでいた。

大根田さんもその固定観念通りにセールスをしたものの成績は思わしくなかったのだ。
そこで、大根田さんのアイデンティティーである“人と同じことをしないことで自分の立場を築く生き方”をセールでも活かし、今までの常識といわれていたセールストークの固定観念の自縛から一人抜け脱し、人と違った角度からセールスを試みた。
それまでの常識を打ち破るような画期的なセールストークを試みたのだ。
 
それは、「機器の性能や優秀さ」には一切触れずに、医師や病院が、患者から医療費を高く請求できる機器だ!”そう話し始めたのだビックリマーク
つまり、”医師が金儲け出来る機器だ!”ということをその方法と共にセールしたのだった。叫び

 たちまち、医師や病院に利益を与えることが噂となり、爆発的なセールスを叩き出したビックリマークにひひ
 
大根田さんは、“医療が金儲けと直結することに不愉快な思いをする人もいるだろうが、サービスに見合う対価の請求には合理性がある”と話された。
 
露骨に患者の為ではなく、医師に儲けさせるといってのけるところは、さすが大根田さんである。
 
その後、彼が立ち上げたペンタックス・プレシジョン・インスツルメント社は、内視鏡機器の分野の新参社でありながら、またたくまにアメリカでナンバー2の地位までのし上がった。アップ
 
驚くような発想で製品開発に乗り出し、セールスを大成功させた大根田さんだが、この私もまた既成概念をぶち壊すような発想で、商売を行って大根田さんには程遠いが、そこそこ収益を上げさせてもらっている。
 
私が行っている商売の一つに“日焼けサロン”があるが、業種はサービス業に分類される。
サービス業の既成概念は、“おもてなし”が基本であり、「気配りと至れり尽くせりの接客」を行うことが当たり前とされているが、私は何と『何もサービスはしない!』という、“これまでにない新しい概念のサービス”を20年前にスタートさせ成功している!!(日本初の無人の日焼けサロンチェーン)
 
サービスとは、結局お客様が満足することが一番であって、スタッフや従業員に、”あれやこれやとされる”のが良い気持ちと感じないお客様には、干渉しないことこそが実は、一番のサービスなのでは?と、それまでの固定観念を払しょくしたことで成功につながった!
 
君のように頭が固くて固定観念や既成概念にとらわれていては、大根田さんや私のような柔軟な発想は生まれてこない。

私はクラッシックやジャズが好きだが、音楽とは譜面通りきちんと演奏をするのが常識と誰しもが思っていた時に、”譜面なんて必要ない。自分達が盛り上がるために自由にセッションする!”といって、マイルス・デイヴィスジョン・コルトレーンらによって世界中に広まったのが、今では誰でもが知っているjazz(ジャズ)なのだ音譜
今でこそ当たり前のコンピューターを演奏に取り入れた坂本龍一にしてもしかり、固定観念や既成概念を超えたところにオリジナリティーが生まれ、更にそれをまた超えて行く営みこそが人間の進歩といっていい。
 
君がもし、本当に他人より豊かで幸せな生活を送りたいと思うのであれば、固定観念に縛られず、他人の目も気にせずに自由な発想で生きて行く心をも持たばければならない!!
 
つまり、他人と同じことをしていては、他人と同じレベルしかならないということなのだドンッ

大根田さんは、とても律儀でジェントルマンである!
私だけでは申し訳ないと、弊社スタッフまでも高級レストランで食事を度々御馳走してくれるのだラブラブ