私たちは毎日、大なり小なり決断をしながら生きているといえる。
小さなものでは、今日のご飯は何を食べようか?空いた時間は何をしようか?などで、大きなものは、進学しようか?就職しようか?、転職しようか?、結婚しようか?などなど、人は毎日、様々な選択や決断をしながら生活しているのだ。
それでは人の決断は、一体何に影響を受けるのであろうか
世界中のお金持ち達をコーチングして成功に導いているアンソニーロビンズは、私たちの全ての決断には2つの力が影響していると言っている。
そのひとつは、
”その時の心と体の状態(ステート)が決断に影響を与える。
心や体が病んでいる時と健康な時とでは、病んでいる時は自信を喪失していて不安が大きく決断することが困難になる”という。
つまり決断をするときの(心や体の)状態が何かを決断するときに影響を与えるということだ。
だからこそ私が当初から言い続けているように、体を鍛えて常に心は明るくポジティブに、身も心も健康が大事というわけだ
もうひとつは、
”人それぞれの判断基準だ”とアンソニーはいう。
判断基準とは、周りの物事の見方であって、人はこうあるべきだとか、こうしなけらばならないといった、その人の物事の善し悪しの価値観や考え・ルールのこと。
例えば、メールの返信は直ぐにする人しない人、約束はきちんと守る人しない人などなどなど、その人にとっては当たり前のことが他の多くの人にとっては、ルール違反!なんてことはビックリするくらいよくあることだ。
物事に寛容で太陽のように明るい私であっても、さすがに相手から何日もメールの返信が無いとさすがに心穏やかではなくなる。
つまり、人の幸せとは、判断基準と現状の生活がマッチしている状態だともいえる。
もし、満足していないことがあるとしたら、それは自分の判断基準において、現状とギャップがある状態なのである。
特に、物事の判断基準は、”子どものころからの体験や、親の影響により無意識に作られている場合がほとんどだ”とアンソニーはいう。
もし、君が今すぐ、人生を変えたい!とか、人間関係をよくしたい、今よりも幸せになりたい!と考えているのなら、君の決断に影響を与える2つの力を意識的に変えなければならない。
その為には、親からなどの子供の時に植えつけられた今の自分の考え方を、現実に成功した人をモデリングし、本を読んだりして、その人の判断基準を自分の判断基準に書き変え、『自分の可能性は無限にある!自分だって成功できる!』と思いながら、生き方を変えることだ
今回の内容は毎回、子供たちに言い聞かせている話だ
誰でも初めての事や未知の経験の場合は不安になるものだが、勇気を出して一歩踏み出さなければ進歩はしない。
いつでも心に”愛と勇気”を持って生きて行くことが大切だ
子供たちからは、アニメ「北斗の拳」の主人公ケンシローに体型も似ているから、ケンシロー先生と呼ばれている