世の中には様々な業界があるが、その中で今大きな分岐点に差し掛かっているのは消費者金融業界だ。


27日、消費者金融大手の武富士が会社更生法の適用を東京地裁に申請する見通しであることがわかった。


数年前まで時代を謳歌するようにテレビCMを飛ばしに飛ばしまくっていた消費者金融業界。


テレビをつければうんざりするほど、アコムやプロミスなどのCMを嫌というほど見たきがする。


しかし、グレーゾーン金利を認めないという06年の最高裁の判決以後、各社は利息制限法の上限金利を超える過払い利息の返還に追われ厳しい経営を強いられていたようだ。


また法改正により融資が顧客年収の3分の1以下に制限されるということも傷口を広げる要因になったようだ。


そして、それは業界トップに上り詰め、02年3月期の連結営業収益は4254億円を計上し貸付金残高は1兆7666億円を誇った武富士も例外ではなかったようだ。


最近、テレビでよく見るのが過払い訴訟のための弁護士事務所のCMだ。


皮肉だねー。


暴利で儲けを出さなければ、業界が成り立たない、この業界は黒過ぎるということだろう。



ソース

YAHOO!JAPANニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100927-00000002-jijc-biz