COVID-19発生時から関連記事をアップされてらっしゃる在日中国人ジャーナリスト周来友/Rong Zhang 女史のレポート中、『武蔵小杉で「マスク無料配布」の正体「日本に恩返し」華人の思い』の記事を読んで、感心したのも束の間、あれよあれよと言う間にCOVID-19禍が拡大し、秋田市で感染者が1日に2人発表会されたもんだから、ブログの記事を書きそびれていた。
それは、こういうことだ。
中国のSNSで話題になったマスクを無料配布したぬいぐるみ姿の女性、箱に書かれた「武漢からの恩返し」
この動画は微博上で7000万以上のビューと2万5000以上のコメントを集めた。
中国へは、日本からも多くの支援物資が届けられた。物資を入れた箱には「そばにいる、応援している」というメッセージの漢詩が書かれていたことは、中国の人々に多くの感動を与えました。
「よくやりました。中国人はきちんと恩を返します」
「日本人はとても礼儀正しいですね。マスクを受け取る際には、両手ですし、お辞儀もします」
「投我以木瓜、報之以瓊瑶」(注:『詩経』の一節で、「私に果物をくれて、あなたに玉石を報いる」という意味。
「日中友好の新しい始まりだ」
ネットで話題になった武蔵小杉のケースでは、在日中国人の王(ワン)さんらが呼びかけて始まった。
王さんは来日して6年目で、子育て中の母親。中国で新型コロナウイルスの感染が拡大していた時から、マスクなどの準備をしてきた。その後、日本でマスクの売り切れが相次いだことを受け、中国人の母親たちを中心に、マスクの無料配布をすることにした。
「日本はまだ中国のような措置を取っていないと感じています。通勤時の満員電車でもマスクをしていない人の姿をよく見かけます」「自分たちの安心安全は自分たちがやらないといけない。自分を守る、家族を守る、そして住んでいる地域を守る。それは私たちにとっては『日本を守る』ということなので、マスクの無料配布にたどり着きました」
もともと、日本に住む中国人は、花粉症に備えるため、マスクを多めに備蓄する家庭が、「トイレットペーパー感覚」でマスクを家に置く人が少なくないらしい。