Prelude (Part2) | Cobalt Blue by HIDEO。

Cobalt Blue by HIDEO。

詩の他に写真、イラスト等もUPして行きたいと思います。日常、音楽ネタ、下らん戯言等も…(笑)。
気軽に読者になってください…。ヨロシク。

 

午後の雨の中を君は一人寂しく歩いていた

君はいつも探していた

苦楽を共にするパートナーを

孤独でいるのはもうたくさんなんだよね

偽りを親しむ輩達

君ももうそんな人間はたくさんなんだ

素直な感情をぶつけたい

そんな異性を望んでいる

 

君に出逢ったときは魔法にかけられたようだったよ

いつまでも記憶に残るだろう

君は眩しかった

土砂降りの雨の中を君は髪の毛を濡らしながら…

野性的に見えたさ

君はとんでもなくセクシーに見えたんだ

あの日を忘れることはできない

忘れたら君は怒るだろう?

 

 

君は僕を手に入れた

僕は手招きをして挑発する

僕は君のものになったんだ

付けていたTVから美しい音楽が流れてくる

前奏曲に奏でられながら僕は君の世界に入って行く

すべてを与えておくれ

僕は君に何もかも差し出そう

僕は君の中へゆっくりと入って行く

 

世界はどうなって行くんだろう

そんなことを僕は毎日考えていた

でもね、それはもうやめにした

君のことを考えることが一番の幸福なのだから

みんなそうなればいいんだ

世界は「愛」を欲しがっている

理屈ばかりこねている評論に真実はない

僕たちこそが真実なのだから

 

 

連れて行って、思考の空間へ

僕は君のすべてを知りたい

何もかも打ちあけたいんだ

悩みも、苦しみも…

馬鹿正直では生きて行けない

でも君に虚勢を張る必要はない

それは不幸なことなのだから

僕たちの心の中に前奏曲が流れている

 

 

すべてを打ちあけておくれ

僕は君なら何でも許容する

もう準備はできているんだ

気の視界に入った時からスイッチが入っていた

お互いに貪り合おう

野獣のように…

僕達の道徳観なんて不必要だ

もうお互いの心の中には前奏曲が流れているのだから

 

 

 

 

HIDEO。

 

2017.07.23.

 

 

…最近のアブナイ環境の中で発表しました。

 

いやぁ…

 

久々。