吉乃菜穂です
今から10数年前、私は正社員登用試験の準備をする契約社員でした。
愛読書は当時爆発的に流行っていた『女性の品格』。
元官僚でもある坂東眞理子さんが書かれた、女性に向けてのバイブル的な本でした。
女性の品格 (PHP新書) 777円 Amazon |
「礼を尽くす」
「得意料理をもつ」
「愛されるより愛する」…
女性が幸せに生きていく上で大切な事が書かれている本として、一世を風靡していました。
さらにこの3年後に出た『幸せの作法』も、働く女性に向けたバイブル的な本と言われ、私も何度も読み返して大切だと思う所に赤線を引いたりしていました。
この本は、女性が結婚や出産を経ても職場復帰して生涯正社員として勤め上げることを強く推進していました。
その為の“作法”がたくさん書かれていて、感心したものです。
この頃リーマンショック直後で、
世の中の空気がなんとなく変わってきているのを肌で感じていて、
ひとまずはすぐ潰れそうにない会社で正社員として雇われ続けるのが女として1番安全で幸せなのだという価値観を持っていました。
そう、
『雇われ続けること。』
『会社から評価され続けること。』
が長いことわたしの働く目的になっていたのです。
今のわたしから見たら想像つかないかもしれませんが、
お金も貯金も無いし
転職する勇気も元気もなくて
彼に捨てられるかもしれないとビクビクし
会社での出世が全て、上司に気に入られる事が全て、同僚はみんなライバル、弱みを見せたら負け!、
生理で辛くても顔は無理やり笑顔で出勤!
みたいな毎日でした。
未来が不安で不安で仕方なかったのです。
いつも頑張りすぎて心をすり減らし、そんな自分を根性が足りないんだとまた責めていました。
…うぅぅ、なんて、ピリピリした人間だったのだろう…!
肩肘張り過ぎていて、書いてて辛くなってきたwww
とにかく、その頃に比べて今のわたしはゆるゆるです。
頑張りすぎて離婚したあと、
頑張っても上手くいかないなら、頑張るのを辞めてみようと思ったのです。
できない自分を受け入れて、許すことを繰り返していくうちに「頑張らなくては不安な自分」を手放すことができるようになりました。
そうすると、元気も戻ってきて、
好きなことに向かうエネルギーやパワーが沸いてきました✨
いまは男性にも女性にも頼りまくりです。
むしろ今は一人じゃなにも出来ない自信があります!笑笑
でも、
自分の弱さを受け入れたからか、なんだかだんだん周りがたくましくなってきました!
トゲトゲしていたら、周りも優しくできない。
でも、弱さや余白を隠さない人には
みんな手を貸してくれる。
私が一番、周りの人を信頼していなかったんだと気付きました。
今わたしは、いままでの人生で一番幸せです♡
あらゆるメディアや雑誌や書籍が、
女性にああしろこうしろと指図して、
男性に魅力的に見えるためには、男性を喜ばすには、どうすればいいかを教えてきました。
だから女性たちはしばしば、「そうしたい」という前向きな思いからではなくて、
「そうしないと男性に選ばれないから」という強迫観念に駆られながら女性らしさと向き合っています。
本当は家事が大嫌いなのに、好きなフリをしている女性を私は沢山知っています。
誰よりも私自身がそうでしたから。笑
いま私は恋愛コンサルタントとして、
たくさんの女性たちに「自分を大切にすること」を伝えています。
自分に厳しく、ダメ出しばかりしてきた方たちが、
これまでいかに自分いじめをしてきたのかということに気づくと、みなさん涙を流されます。
なにが言いたいかと言うと、
世の中は
刻一刻と変わっていきます。
冒頭にご紹介した坂東眞理子さんの本『女性の品格』がブームになったのは、2006年。
(なんと、干支が一周していたなんて…!)
ちなみにiPhoneが初めて世界に登場したのは2007年です。
この頃はまだみんな3Gのガラケーを使っていました。
ここ10年の進化って、当時は想像もつかないですよね??
今と、これからの10年。
もう画一的な価値観を押し付けられ、それしか選ぶことを許されなかった時代ではありません。
なにを信じるか、なにを選択するかさえ自由。
私は、
ふんわり柔らかで、
自分の弱さも他人の弱さも受容できて、
かろやかで明るい、
凛とした女性の時代だと思っています♡
男性の得意分野は行動力や実現力、
ならば女性はその方向性を示していくだけで、
パートナーシップごと、2人まるごとハッピーになります♡
弱さを受け入れられる女性ってとっても可愛くて懐が深いし、芯が強いと思います。
そんな女性が増えたら、きっと楽しい♡
だから、みんなこっちの世界へおいで。
ちなみに、2018年の今
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「女は明るく楽しく色っぽく♡」
堀江貴文さんの「多動力」、落合陽一さんの「日本再興戦略」を仕掛けた幻冬舎・編集者であり、「死ぬこと以外かすり傷」の著者 箕輪厚介氏をお迎えし、人生を自分でコントロールしたいと願う女性が自己実現をどのようにしていくのか、メディアでは語れない”ここだけの話”を交えて2時間ぶっ通しで語っていただきます。
今回モデレーターは女性のバリューアップを目指す”自分恋愛塾”を主宰する吉乃菜穂が務めます。