いつも試合に団体出ているメンバーは、乱取りのときも6人で相手を変えて、組み合うことがほとんどだ。

相手が変わるとき、最後は1本勝負!
投げ技が決まっても、必ず寝技で1本取るまで終われない。


下の娘、体や関節がやわらかいので、押さえ込まれても、逃げれることが多い。


相手は、6年生軽量級の男の子。

立ち技では適わないけど、大きく崩れなかったら、寝技に持ち込まれても”いつもは”逃げられる。


ここ最近、ほんとに調子が上がってきたその子。二人ともなかなかいいかんじでお互いの技を出し合っていた。

そのうち、他の子たちで二人の姿が見えなくなった。


どこや?どこや?どこいったんや??


あの刺繍…ピンク色~
うちの子や~(-_-)

刺繍が見えるってことは…上向いてる…?
ってことは、押さえ込まれてるなー(-.-;)


「終わり~」
先生の声があり、次の相手に変わった。


…下の娘の頭…
まるで落ち武者だったわ~w(゚o゚)w

髪の毛はぐっちゃぐちゃ、顎の下は赤くなって…
汗だらけ~
必死で逃げようともがいたけど無理だったーってかんじ。

その『落ち武者』はちらっと私と目が合うと、キーっと私をにらんだ

あー怖ぁ~~~


同じ相手と何度も何度もやってるんだから、同じように攻めてたら仕留められへんわな~

私がそういう顔で観てたから、
きっと「そんなもんわかってるわ!」って
落ち武者は言いたかった目力だったわ~(^_^;)