これは辛いニュース
なんとも切ない。別に村長は次の担い手を育てる義務は無い。
だが、誰もやらないなら継続という辛く情けない事情を飲み込む男気に感謝したい。
後援会の方々だって辛いだろうと思う。他に人材がいないか探す事はしたはずだけど、良い人ほど忙しく村長という立場に魅力を感じないのかもしれない。
ただ、3500人の人間がいても誰も名乗らないものなのだろうか?
それは地域のコミュニティやコミュニケーションが希薄になっている事を意味するのか?
都会と違い田舎は人数が居ても居住地はかなり分散しているはず。
皆が一堂に会する場面はほぼないのではないか。いくつかのブロック単位でも活発な議論をしてほしい。
結局、住人を増やすか、観光客を増やすか、産業を育てるかなど選択肢は限られ、その為の施策は時間のかかること。
この村はどこに向かうのだろうか。
静かに穏やかな生活を続けることがいかに難しいかということを表しているように思う。
怖いのは、こんな状況だと悪い人が立候補することも可能だということ。
選挙の時だけいい顔をし、当選後はやりたい放題私利私欲にまみれた事をするだけの権力はあるはず。
そこは厳重に守らなくてはならない。
何か問題や悪が登場するとその住民は立ち上がるものだ。
そう思うと、この村はとても良い村なのかもしれない。
平和が一番似合う村だったりして。
なんだか、行ってみたくなった。