そもそもATOKを使っている人がどの程度いるのかわからない。PCと少なくとも25年以上付き合いがある人ならお馴染みのツール。一時期は一斉を風靡した一太郎のジャストシステム。
日本語環境はIMEで十分、スマフォならsimejiぐらいは使うかな程度の人にはうまく伝わらないかもしれないが、一度使ってもらうとその使い勝手の良さは目を引く。
いや、目を引いた。が正解かも。
実際、日本語環境ソフトをわざわざ入れ替える(しかも有料まで使って)のは変換がお利口さんだから。
それが全て。そういう点では最近のATOKは少し微妙。それも日本語の使い方の乱れが起因していて、ジャストシステムのせいじゃないと言いたい部分もありそうだが。。。Webにつながったことで自分だけの入力癖を把握するだけでなく、他人の癖まで混み混みで対応しているせいかと思っている。若者がLINE等で使う言い回しはビジネスではあり得ない訳だが。。。
今回のおすすめポイントはそこでは無い。
今回はATOKのさらなる便利機能のご紹介。
これは刺さる人にしか刺さらないという点は先にお伝えしておきます。
対象:つまり私と似ている作業をする人の詳細。
・キーボードのテンキーの利用が欠かせない人
・日々沢山のビジネスメールを出している人。特にテキストの文書を多用する人。
・エクセル、パワポなどで簡単な資料を作ることが多い人
といった感じかと思う。
場所は・・・ATOKメニューからプロパティを選択。この画面は日本語環境のバーからでも、Windowsキーで出るメニューからでもたどり着けます。
Windowsキーからの場合
ここで ATOK > ATOKツールを選択
からのこちらに プロパティ!
上記いずれかの方法で画面が開いたら、次は
タブ:入力・変換
を開く。恐らく初期状態のはず。
次にディレクトリのような左の窓枠から"入力補助"を選択すると以下の画面右側の状態になるはず。
ここの赤線と黄色マーカーの箇所にご注目。
便利機能その1
テンキーからの入力を必ず半角にする & 確定文字で入力する
これ!これは相当便利。
つまり、日本語入力可能状態でキーボードは入力しつつ、テンキーだけは日本語を外したような状態にするということ。
これ、字面だとピンとこないかもしれないけど、かなり便利。
実際、請求書など、計算に近い数字を打ち込む必要がある人にとって、数字が全角文字ということはほぼありない。
つまり、毎回全角を変換して半角にしている確率が高いということ。さらに半角に変換してEnter押さないと確定しない。
上記の設定をONにすると、二回の作業がスキップ出来る事になる。
便利機能その2
スペースキーで入力する空白文字:常に半角
お次はこちら。
これもある意味テンキーの思想と同じなのだけど、例えばメールの文中でスペースを上手に利用したい場合、全角スペースで調整するよりも半角スペースを利用したほうが圧倒的に便利だし調整が効くことは分かる人には分かるはず。
当然、調整するときは日本語入力しつつスペースを利用する事になるので、毎回日本語入力を解除することになる。又はスペースを変換することになる。この手間が省けて自分はかなり便利になりました。
今回、それに加えてキーボードも新調したことで気分的に相当快適になった自分に酔っている。
気分だけでなく、上記の機能は確実に効率が良くなる人がいるはず。
是非、使ってみて欲しいなぁ。。。