オカモトマヨさんの歌の件で | 低音動物

オカモトマヨさんの歌の件で

使用を承諾したとか、中国側の作者?が盗作を否定したとか、

いろいろその後のニュースもあるようですが、僕としては、あまり

ちゃんとニュースをフォローしてるわけでもないし、第一、そもそも

原曲をよく知らんので語る資格はありません。

例えば曲でなく歌詞が、♪涙ノ数ダケ強くなるアルヨ、とかだったり

したら、「それはもう少しアレンジした方がよろしいのでは…」と、

近隣の友好国の民として遠慮がちに申し上げるかもしれないけれど。

ということで、この話題についての是非を論じたりはしません。ただ、

「異なる言語間での、盗作とか著作権とかって、どうなんやろか」

と、しばし考え込んだりはするわけですね(ヒマやなぁ…)。

法的には多分、著作権、もしくはそれに相当する権利の中に、

「異なる言語への翻訳などによって発生する利益」みたいなのも

含まれているのではないかと思いますし(小説の翻訳とか)、

過去にも色んな紛争やそれを巡る試行錯誤があって今日に至るの

でしょうから、それについてどうこう言うつもりはありません。

ただ、あくまで自分の感覚だけで言うと、

「で、それで自分がどんな損をするん?」

という疑問が浮かぶのですね。

一般論ばかり言うのもあれなんで、仮に自分が「ヒット曲を持ってる

クリエイター」(あくまで例えです)だとして、明らかに自分の曲の

まんまなメロディーが中国とか韓国とかどっかの国で、現地の言葉で

勝手に録音されてて、「どうも現地で話題になってるらしいよ」と

言われたとして、どう思うだろうか。 そこで

「あ、それは著作権の問題がありそうだから…」

「もし盗作だと認めれらた場合のロイヤルティは如何ほどで…」

とか思うだろうか。

事務所とか周囲の人間はそう言うかもしれないし、それは正当な

ことなのだけれど、僕自身は、まずは、「あ、「オモロイやん」、とか

思うような気がする

現地でナン百万枚売り上げていたりしたら、「チクショー人の曲で

儲けやがって」と思う瞬間はあるかもしれないし、盗作云々を訴えて

それが認められれば、それなりの利益が得られるのかもしれないけど、

その曲によって、本物である自分の日本語のバージョン(?)の売上は、

上がることはあっても下がることはないのでは?

逆に、聴いてみたい、と思う人が出てきそうな気もする。

まあ、逆に自分がニセモノ呼ばわりされたら、さすがに考えるけど…

…キリがないので、もう寝ます…。