とうとう来ちゃいました。玉置神社。


ナビさんが絶好調にミスリードした時は、本気で呼ばれていないと思ってしまった…。お母さんの大事な花瓶を割ってしまった時と同じくらいどうしようかと思った…。いや、むしろ花瓶割った方がもっと気持ち的に楽だった…。何と言うか、世界から見放された感とでも言うか…。


とにかく、無事に辿り着いて本当にホッとした。

8:00に桜井市を出発して12:00前に着いた。


↑駐車場からの景色


何故か、あれだけトイレが近かったのに、今は何とも思わない。お腹も全く空かない。喉も乾かない。




↑清々しい新緑の中をひたすら歩く。天気が良くて気持ちがよかった!

↑誰もいない静かな森林の中を歩く。むちゃくちゃ気持ち良かった!


しばらくすると、玉置神社の入り口が出て来る。

↑実は、この写真は拝借しました。理由は…


ここでまたまた不思議体験発生!

実は、私がこの鳥居の前に立った時に、左端の紙垂だけが揺れてくれたので、その動画を撮ろうとスマホを翳すとピタッと動きが止まった。


一度スマホを下げ、鳥居を見たらまた左端の紙垂だけゆらゆらしてくれた。スマホ翳す、紙垂止まる。スマホ下げる、紙垂動く。スマホ翳す…tbc, なんだか根性比べみたいになってきたぞ…。


一か八か聞いてみた。スマホに撮っても良いですか?「嫌だ。」あ〜そう言うことだったんですね!止めます、もう撮りません!もうしません。


また紙垂がゆらゆらしてくれたので、鳥居をくぐり先に進むことにした。尚、上記理由につき、この先一切の写真撮影等は行いませんでした。


木の根が階段のように張る山道をしばらく歩き続けたが、その間明らかに何かが違うのは感じた。何だろう、例えるなら空気感が全然違う、そもそも次元が違うと言うか…。


そんな空気感を後ろから来たカップルに壊された…。聞きたくないけど、この2人(女性のほう)がずーっと卑猥な話をしていた…なんでなん?


約20分くらい歩くと、ようやく本殿が見えた。

御本殿に参拝の前に、玉石社に参拝したくて、先ずは玉石社へ向かった。念のため、御本殿には先にその旨お伝えしておきました。

玉石社までの山道は、思っていた以上にガッツリ登山だった。途中少しだけ心が折れそうになりながら、ひたすら登り続けた。何度か足がふらついた、明らかに疲れとかでは無く、何かに引っ張られる感覚と言うか、足に力が入りにくい、踏ん張りが効かないと言うか。この日と明日に備えて、約2ヶ月間ピラティスジムでHIITして鍛えてきたから、体力の問題では無いことは分かった。なんなんだろう、この力が入りにくい感覚は…。

↑玉石社(奈良県観光公式サイトより)


なんだろう、やっとここに来れた!と最初に思った。先にも触れたが、今回この玉置神社参拝では、神様に伝えたいことを事前に用意していたので、絶対にそれは話したいと思っていたが、初めての参拝なので、先ずは私のご挨拶をさせて頂いた途端に、胸の奥から込み上げるものが…。


龗神神社の時の込み上げてくるものとは明らかに違う感情が、次から次へと湧き上がって来て、感情を抑えるので必死になって、肝心の伝えたいことがきちんと伝えられなかった。


一度玉石社から離れて、玉置山山頂に行ってみたくなった。なんとなく…。


またまた険しい山道を登って山頂へ。これまでの滞在期間中、一度でも飛行機の音を聞いていなかったのに、なぜかここで初めて飛行機の通る音をハッキリと聞いた。(これがある意味でメッセージである事に気がつくのは、翌日になってから)


あんなに晴天だった天気が、山頂からの景色は真っ白で何も見えなかった…。まるで雲の中にいるみたいな、霧で覆い尽くされていた。


私の前に1人男の人が既に居たが、ずーっと携帯いじってた…。山頂に来たら何かが分かるかと思ったが、残念ながら私には何も感じ取ることは出来なかった。


何も感じないので諦めて下山することに。

下山途中で、頭の中になんとなく声を聴いた。「さっききちんと説明できなかった事を、もう一度ちゃんと説明してみたら?」


もう一度玉石社に戻り、もう一度初めから説明し直すことにした。さっきは目から鼻から水と言う水が流れて止まらなくて、1人だけお祭り騒ぎ状態だったけど、今度は落ち着いてきちんと話ができそうだ。


誰もいない中、静かに心を落ち着かせてゆっくり話をした。神様はやさしい。ずーっと私の話を聞いてくれた。もうすぐで終わると言うところで、まさかの「🎵〜🎶〜♪♬」!


は〜い強制終了!なんで?って思ったら、着信音の主の隣に居た人が、ずっと私の参拝が終わるまで待っていてくれた事に気が付いた。この2人、さっき道中でずーっと卑猥な話をしていたカップルだった。着信音を鳴らしたのは女性、男性がずっと待っていてくれたようだった。


やっぱり神様はやさしい。


玉石社にお別れを告げて、名残惜しいけど本殿へ参拝しに行くことにした。


御本殿。先ずは私をずっと呼んでくださって、このような素晴らしい機会を与えてくださったことに感謝を伝えてから、先ほどの玉石社でお伝えした内容と全く同じ事を話してみることにした。


↑御本殿(奈良県観光公式サイトより)こちらでもケータイを翳すと紙垂か止まる現象が発生。故に私は撮影しておりません。


「もしも神様のお眼鏡に適うのであれば、私にはやりたい事があるんです、その役目を私にさせていただきたい。そのためならば、私の身体を何なりとお使いください、私にはその覚悟と準備が出来ています。だから今日ここに来る事が出来たのだと自覚しています。」と。


お辞儀の後、頭を上げた先に見えた神鏡に何か漢字が見えた気がした。縦書きで漢字5〜6文字くらい…?2秒くらいでスーッと消えてしまい分からなくなったので、もう一度拝み直して、また神鏡を覗いてみたが、残念ながら文字が出てくる事は二度となかった…。


漢字の一つに「伊」の字があったような気がするんだけど…、うー定かではない。


全ての御社を順に参拝させて頂き、神代杉、大杉、夫婦杉をお参りし、Total 2時間半近く滞在していた。ここでもまた、帰りたくないsyndromeが発生。残念だけど帰りの時間を考えると、この辺がタイムリミット。


神様にお礼と感謝を伝えて、玉置神社を後にした。


またあの根性試しした最初の鳥居まで戻って来てしまった。何だか下界に戻って来たような変な感覚がしばらく抜けなかった。また紙垂が一つだけゆらゆらしていたので、ケータイを翳すとまた止まった。


本当に嫌なんだな。大丈夫、本当に撮りません。ごめんなさい。と心で伝えた途端に、なぜか笑いが止まらなくなった。


さあ、また道中長いんだー。行きは4時間近くかかったけど、帰路はどうなんだろう…なんて思いながら車のエンジンをかけて、ナビのルート設定をしていたら、本日初めてお腹がなった…。


あ、そうだ、朝から絶食だったんだ。なんとなくホッとしている自分に気が付いた。


この後のナビは、朝とは別物かと思うほど立派な働きをしてくれた。帰りの道でも、またあの滝の前を通るルートを示してくれるのかと期待していたら、帰りは滝の前の道ではなく、行きで通る予定だった猿飼橋を通るルートだった…。やっぱり呼ばれていたんだと確信した。


猿飼橋の上からの眺めは、透き通るような澄んだ空の青と、山々の新緑の緑、川の水のエメラルドグリーン、これら全体が一体となって輝いてみえて、めちゃくちゃ綺麗な景色だった…、本当に夢を見ている見たいで、生きてる事がこんなにも素敵でありがたくて幸せなんだと気づけた事が嬉しかった…。


帰りの道も、何だか楽しくて、ずっとワクワクが止まらなかった。あたかも自分がRPGのキャラクターになって、誰だか分からないものにコントロールされているような感覚がした。


帰路は嘘のようにトイレに行かなかった。ナビも変なこと言わなかったので、約3時間で桜井市まで戻って来ることが出来た。


↑帰路の途中、川沿いに大量の鯉のぼりが。この日は5月2日。赤信号の待ち時間でダッシュ撮影したのでちょっとわかりにくい…途中下車すれば良かったと今更ながら後悔…


この後、無事にレンタカーを返却し、これにて玉置神社への旅は終了。


ずーっと幸せな感情で胸がいっぱいで、私1人だけが脳内お花畑状態だったんじゃないかと思いながら、ひとり悦に入っていた。この日の夕日がまた綺麗だったんだよなぁ。


ちなみにこの日、車を運転している間とホテルに戻るまでの道中で見た対向車のナンバープレートが、ほとんど1111,8888,7777,3333,9999,2222, エンジェルナンバーのオンパレード。特に1111を圧倒的に多く見た。どんなメッセージなんだろう…。


次は最終日、大神神社参拝と三輪山登拝について。


は〜まだまだ話はつづく…