
邦楽ロックは退屈だなぁ
なんて思っていた。
20歳前後の僕は典型的で浅はかな洋楽かぶれ。
でも何か中村一義の「犬と猫」にチクっと胸が痛んで、
スーパーカーの「lucky」に動揺して、
そして、電話に気を取られ電車に乗り遅れたあの日、
小さな街の、小さな駅の、小さな本屋さんの、小さなCDコーナーの先行試聴ブースで、この曲に出会う。
僕はそのままこのデビューシングルを予約して、店を出て、大好きだった恋人に電話をかけたのです。
「ついでにちょっと君にまた電話したくなった」
世界一大好きなバンドとの14年前の出会い。
東京/くるり(旧譜)
★★★★★★★★★★(10.0)