竹中あこさんのコンサートに夫婦で行ってきました。

竹中あこさんを知ったのは大森俊之さん(「そうだ京都行こう(JR東日本CM)」「魂のルフラン」)などのヒットメーカー)の奥さんになられた時です。主人の恩師が大森俊之さんの父上でした。

wikiを見ると慶應理工学部卒(量子力学論)。博報堂入社。毎日広告賞、朝日広告賞など受賞多数。ミュージシャン。

なんというか「世の中には才気で溢れた人がいる」と別世界のような感じです。

大森教授は亡くなられましたが大森俊之さん、竹中あこさんのコンサートを拝聴させていただいております。

今回の「花とマリア」は竹中あこさんがいろいろな言語でマリアさまに関する歌を歌われました。「SNSに写真は載せないで下さい」とのことなのでお写真を公開できませんが、あこさんのお美しさ、そこに垣間見える可愛らしさ、身体からというより会場全体に漂う気品と知性。そしてあこさんから、会場のあちこちから優しさ、何もかもを抱擁するような大きな温かさを感じました。

会場に飾られた造形作家砂田美紀子さんの力強さと繊細さがともにある花も圧巻でした。伴奏の大森俊之さんを見ているとお父様が思い出され(私は最晩年の教授を東大病院にお見舞いに行きました)こちらも走馬灯のよう。

クリスマスイブにとてもふさわしいひと時でした。深く感謝いたしました。「東京的な、あまりに東京的な」時間と空間で私は恥ずかしくてご挨拶ができませんんでした。次はご挨拶をできるようになっていたいです。