ツイッターで話題になっていたので読んでみました。

湾岸のタワマンの低層階に住む明治卒メガバンク勤務の家庭(奥さんはどっかの女子大から同じ職場で一般職、普通の出来の息子)、最上階に住む肛門科クリニック経営の家庭(奥さんは関東の田舎から短大を経てラウンジ勤務でご主人と結婚、超優秀な二人の子ども)のそれぞれの奥さん、ご主人から日々の生活、悔恨が語られます。

さらっと読めます。面白いです。後味も悪くないです。突っ込みどころは満載ですが、令和のある世界なのでしょう。うちの主人は「タワマンはイギリスでは低所得者の公営住宅」と知っているはずなのに宝くじが当たったらタワマンに住むたいと言っています。

 

明治卒メガバンクの家庭はペアローンでこのマンションを買っています。それで二人目の子どもを諦め、主人も単身生活をしたりします。

 

子どもは慶応の普通部に合格しますが、大学卒業を前に就職が決まらない状況になります。

 

これを読んで思ったのですが、地方出身者はよほどの財力がない限り、都会で就職するのが良いか、どうか、です。

 

ファミリータイプの住居はやはり1億近いですからねえ。

 

それを買う代償が大きすぎる気がします。

 

最近それをよく考えます。