お葬式と、なりたい自分 | 優ちゃんの大冒険 in アメリカ

優ちゃんの大冒険 in アメリカ

サボテン王国(アリゾナ州フェニックス)に住む、妄想癖のあるママの子育て日記です。

2018年5月から期間限定でタイのバンコクへお引越し。忘備録を綴っています。テニス、写真(←お仕事)、うつわ、お花が好き。2021年7月、アリゾナ州へ本帰国。

おととい、約15年間のアメリカ生活で初めて



お葬式に参加しました。



初めてだから、比べられる経験が何もないのだが



それでも言える。



とても素晴らしいセレモニーだった。



泣きすぎて、その日はひどい頭痛&何故かエラの辺りが痛かった。



アメリカのお葬式のスピーチで



壇上にあがったのは5人。



それぞれ10分くらい故人との思い出を、笑い話も交えて本当にお腹から笑ったり、泣いたり



頭の中ジェットコースターで聞き入ってしまう。



5人が5人とも、どうしてあんなにすごいスピーチができるのだろう。



涙を流しながら、そんな感心さえしてしまった。



エキスパートにアドバイスしてもらったんだろうか。



で、後からふと気付いたんだけど



あぁそうか、すごいのは故人だったんだ。



すごい人の話をしてるから、こんなに心打たれるんだ。



色んな事を、自分に置き換えて考えずにはいられなかった。



私がもしいま死んだら



誰が壇上に立つんだろう。



人のお葬式に出た後にこんなことを考えるのは、不謹慎でしょうか。



皆さんは、考えたことありますか?



もし自分が死んだとして



大事な人たちが、お葬式であなたのスピーチをする。



想像したら、私の大事な人たちの顔が鮮明に浮かんできた。



この人たちが



私との思い出話をするとき、それぞれどんな話をするのだろう。



夫くんは私のことをどう言うんだろう。



お父さんは



お母さんは



お姉ちゃんと妹は



そして友人たちは



どう思っているんだろう。



わたしは、どう言ってもらいたいんだろう。



この人たち一人ひとりに、にどう思って欲しいんだろう。



そんなことをずっと考えてたら



私はどういう風になりたいんだろう、にたどりついた。



故人が亡くなってしまった事は悲しい。



ただ、その死から気付いて、



教えられた事がたくさんあった。



ありがとうございました。



安らかな眠りにつけますように。

お庭のローズマリーのお花がすごく綺麗ドキドキ