カンチャナブリへ、電車でGo | 優ちゃんの大冒険 in アメリカ

優ちゃんの大冒険 in アメリカ

サボテン王国(アリゾナ州フェニックス)に住む、妄想癖のあるママの子育て日記です。

2018年5月から期間限定でタイのバンコクへお引越し。忘備録を綴っています。テニス、写真(←お仕事)、うつわ、お花が好き。2021年7月、アリゾナ州へ本帰国。

土曜日は、ヒーローの学校主催で


電車を貸し切っての家族遠足



朝4時半に早起きして、カンチャナブリまで行ってきました


空気がものすごい悪いバンコク、自然の中へ逃げ出したい気分だったのでちょうど良かった


朝の6時集合にフアランポーン駅集合
タイに暮らしてるのに、皆時間厳守


予定より早い6:20には電車が動き出してました


電車の中は同じクラスの子がいっぱい
皆でゲームしたり、おやつ食べたり、スライムの投げ合いして怒られたり、歌うたったり…本当に元気


子供が勝手に席替えするから、親同士が向かい合わせで座ってお喋りしざるを得ない


まあこれもいい機会だ


部屋のエアコン設定20度でも、暑いって言う夫君が「寒い」というくらい冷え込んでいた車内


次回は必ず上着持って行こう


最初の目的地、何とか駅(オイ!)に到着
食べ歩きしながら市場を抜け、この先の何とか寺まで歩く


「いや、寺じゃないよ」と夫くん


ストゥーパって言ってたから塔、供養塔らしい、バンコクで一番大きいらしいよ
とりあえずパシャカメラ、お腹が空いてたから朝ごはんついでにここに途中下車できて良かった


次の停車駅
ここはさすがにアタシでも知ってるの


あの映画に出た橋があるところ!


「戦場にかける橋」


映画観たことないけど


でも、たまたま


この間、アユタヤに行ったきっかけでタイの歴史についてちょっとお勉強しました、それで知った今回の泰緬鉄道の存在


第二次世界大戦時、タイとミャンマーの戦闘の最前線に物資を送るため旧日本陸軍によって建設されたこの鉄道、完成するまでにものすごい死者が出たそう


岩盤が硬い上、深い森、清潔な水や食料もない不衛生な中での労働で、多くの人が病気や栄養失調になったそう
線路の上は人が多すぎたよ


ここに到着する前の景色の方が、グッときたね
有名なアルヒル桟道橋


木造だからか、ここを通る時電車の速度が一気にゆっくりになる


泰緬鉄道建設において最大の難関だったと言われる場所


岩山のすぐ横を走るのだけど、あの崖に線路を作るために削っていったのかと思うと…


岩を壊すのに爆弾も使ったんでしょうが、あんなところにある岩肌を手作業で削るなんて、なんて過酷な労働だったんだろう


こんなところに線路を作ろうと思うなんて、勝つためには何でもやる、文字通り死んでもやる、いかにも旧日本軍がやりそう


今はこんなにのどかなだけれど、第二次世界大戦中、当時の人たちはどんな気持ちでこの景色を見ていたのか
感慨深い気持ちになる


鉄道建設で命を落とした人たちを供養する仏像がいる洞窟が見えたけど、遠足ではここには寄らず


お昼には最後の目的地、ナムトック駅で下車してサイヨーク•ノイ滝へ
旧日本軍が実際使っていた機関車


もう電車はこないけど、現在はここが部分的に撤去された泰緬鉄道の終着、ナムトック・サイヨークノイ駅


戦時中はミャンマーのヤンゴンまで繋がっていた泰緬鉄道、ここから先は終戦後にイギリス軍が日本人捕虜に命じて全部取り壊し、廃線にしたそう


なんだか切ない気分になりながら


実際キューンと鳴くのはお腹


サイヨークノイ滝の近くにあるレストランでオーダーしたら、滝の近くに座っていても運んで来てくれる


写真撮り忘れたけど、自然の中で食べるタイ料理はなかなか美味しかった
盛り盛り巨大ポメロもたったの60バーツ


お腹が膨れたところで、水遊び!


の前に


おトイレ


このおトイレが…


本当に掃除が行き届いてなくて…


タイあるある、は分かっちゃいるけど


やっぱりダメ


さっき写真撮った機関車まで徒歩3分戻って、奥にある有料トイレ(5バーツ)を利用


ヒーローはサービス(?!)で無料


有料だからちょっとは綺麗かと思ったら


ここもチャトチャックのおトイレから、約30倍パワーアップさせたような強敵であった


トイレットペーパーは10バーツ


おトイレの横には、水の入ったバケツと小さな桶


用を足したら桶を使ってバケツに入った水を汲んでおトイレに入れて流す


その水の重みで、トイレが流れるという仕組み


実は最初使い方が分からなくて


そのままそろーり出たら、トイレ番のプロみたいなオバちゃん


私の罪悪感臭をすぐに嗅ぎつけ


「そこのアンタ!ちゃんと流したんか?!」


とタイ語で聞かれ


「す、すみません分からなくて」


「水を、こうやってすくって、下に流すんじゃい、2回やれば流れるから」


多分そんな感じ


「オッケー、カー」


お互いの言葉は話せないのに、意思疎通が成り立つ不思議


ヒーローが「ママ、タイ語話せるの?」と驚いていた


ちゃんとおトイレ流しましたよ


ふー、もうこの後は絶対我慢


電車のおトイレも汚いけど、ここよりちょっとマシ


そんなこんなでやっと水遊び
(てっぺんで手を振る夫君とヒーロー)


子供達、こんな斜面を登ったり降りたり 気を付けて〜


ここ、水が微妙に白く濁ってて


なんかさっきのおトイレを払拭しきれない私は、水に触るのも抵抗がある


クラスメートがジャバジャバ入ってる横で、ヒーローにダメとは言えず


胸から上は濡らさないように、と夫君に相手をしてもらいました


ハンちゃん、いいタイミングで撃沈、あー可愛いデレデレ
起きてたら絶対入りたがる


ナムトック駅出発時間は午後3時


サイヨークノイ滝からナムトック駅までは1人20バーツのトゥクトゥクに乗り5分ほどかかるので、余裕を見て2:30に滝を後にする


帰りはそのまま真っ直ぐフアランポーン駅まで


途中、親はうたた寝したり


水遊びした後も元気な子供たちはずっとぎゃーぎゃー遊んでいました


6時ごろいいタイミングで夕食も配られ、オーガナイズしてくれた方々にまた感謝


約7:30にフアランポーン駅に到着


カンチャナブリ、ちょっと勉強してから行って良かった
帰りに「戦場にかかる橋」を渡る車窓から


長ーい1日だったけど、いい旅だった


また行きたいな、次はエラワン滝に行ってみたい!


さて、これから「湯の森」に行って、温泉とマッサージ受けてきます


電車に長時間座って体が固い


平日の午前中は空いてて安いんだよ〜、温泉と90分マッサージが約1300バーツ


温泉、時間無制限だし


昼寝も含め、4時間以上は居座る予定


また今度ブログにします