Each Of The Daysがキャンセルとなり国内から5バンド、海外から2バンドの系7バンドによるイベントでした。
多くのデスコアファンが待ち望んだ2バンドの公演ということで、かなりの人数を動員していたようです(ソールドはしてないのかな?)
それではバンドごとの感想を…
O.A. NOT iN MY NAME
木更津のバンドだそうです。
女性ボーカルのちょっとメタリックなスクリーモ、ポストハードコアといった印象で、適度にキャッチーな歌メロとキレのあるシャウトで盛り上がっていました。
1. Sailing Before The Wind
いつも通り、安定のハイクオリティなメロディックメタルコアを演奏していました。2016年リリースのEPの曲を全部やってましたね。
巨大なピットもできフロアの盛り上がりもO.Aとは段違いでした。
2. A Ghost Of Flare
今回のアゴフはなんと、あの田浦楽さんがドラムを叩くということで国内勢では一番楽しみにしていました。
やはり、パワーも手数も前任者を上回るものがあり、ドラムソロやブレイクダウンに挟まれるツーバス連打の回転力は凄まじいものがありました。
巨大なサークルピットもでき、SBTWよりも盛り上がっていたように感じました。
3. Inception Of Genocide
ダークなSEから「デスコア始めようか」の一声とともに激烈なデスコアサウンドがスタートしました。
ドラムの音が大きすぎてギターの音が少し潰れていたのは残念でしたが、クオリティの高いシンフォ入りデスコアはとても良かったです。
以前観た時よりボーカルのグロウルがパワーアップしていたような気がしますね。
4. HOTOKE
サウンドチェックの段階からエグいガテラルやピッグスクィールが聴こえてきて思わず笑ってしまいました笑
ハードコアの極悪さを持ったデスコアといった感じで、ここまでで一番ピットの大きさにモッシャーの多さでフロアはしっちゃかめっちゃかでした。
5. Fit For An Autopsy
間違いがあるかもしれませんがこちらがセットリストになります↓
はっきり言ってレベルが違うなと思いましたね。バンドサウンドのまとまりはもちろん、ボーカルの強靭さ、爆音なのに聴こえやすい音作りと、このレベルの海外バンドはここまで違うのかと…
サークルピットにハーコーにフロアもかなり盛り上がってましたし、曲が終わるたびに歓声が上がり、バンドメンバーとても嬉しそうにしていたのが印象的でした。
個人的にはThe Jackalが聴けたのが本当に嬉しかったです。
6. Thy Art It Murder
こちらがセットリストになります↓
おそらくこのセットリストで合っているはずです…というのも一曲目のHoly Warが始まった瞬間からブチ上がってしまって記憶が定かではないんですよね笑
ほぼ最前付近で観ていたんですが、ビックリするくらい音が良かったですね、FFAA同様、爆音なのに聴こえやすい音作りでした。
そしてボーカルのCJのシャウトは人外レベルでした笑凄まじいキレのハイのシャウトに、深みのあるグロウル、ガテラルと全てが並のボーカルの比ではないパワーでした。フロアはサークルピットにハーコーに、前からステージダイブ、後ろからもダイバーが来て久しぶりにライブで命の危険を感じました笑
どの曲も大盛り上がりでしたが、アンコール曲のReign of Darkenessは特に盛り上がってました。
"You Will See The True Face Of Panic!!"のシンガロングが凄かったですね笑自分も全力で叫んだら喉がイカれそうになってしまいました笑
デスコアメインのイベントだけあって、フロアは大いに荒れていましたが、喧嘩などの問題は自分の目に見える所では特に起こっていなかったようですし、海外2バンドの時の盛り上がりからみんな待ち望んでいた来日だったんだなと思いました。
このイベントを企画、開催してくださったマリナさんには感謝しかないですね。
今回のイベントの盛り上がりを見るに、これからもリスナーがしっかりと国内外問わずチェックして、サポートを続けていけば次回の開催も出来るのではないかと思います。
HOTOKEがMCで、これからもっとシーンを大きくしてチッタでやろう!と言っていました。チッタでやるのは簡単ではないことですが、海外はもちろん、国内にもまだまだカッコいいデスコアバンドがいますし、リスナー次第でチッタでの開催も夢ではないと思います。
自分もこれからも出来る範囲でシーンに貢献できるようCDやマーチを買ったりしていきたいですね。
それでは。