こちらは雪一色です。
東京では、昨日雪が降ったそうですね。
コンクリートで舗装されていない道路などほとんどない東京に降る雪は、かわいそうだよな……と、ゴジラはむかし、窓から外をながめては思っていました。
降りはじめの雪は、濡れて真っ黒になったコンクリートに跡形もなく消えていってしまうから。雪として生まれた意味がまるでないみたいじゃん、と……。
でもあるんだよ。 意味。
最初の雪は、とけながら道路の温度を下げていく。それが何度も何度も繰りかえされて、ある瞬間から、雪が雪としての姿をたもちながら積もっていく。
とけていく雪たちは、積もるための大切な任務を背負っていたんだ。
逆にいえば、積もるためにはとけていく雪の存在が欠かせないってことだな。
心理学では学習曲線を 「まるで降り続く雪のよう」 といういい方をする。
学習曲線とは、人がある目標にむかってかかる時間と成果をグラフにした曲線。
かかった時間と成果が比例して、右上がりになればだれも挫折などしない。そこには、触れられるほどの実感があるからだ。
でもそんなんで目標達成したものは、落ちるのもはやいだろう。
最初のうちは時間ばかり経過し、成果は横ばいの冬の時代がつづく。
だが、信じてあきらめずにいくと、ある瞬間からウソみたいに、いきなり右肩上がりの春の時代が訪れたりするもんだ。
その横ばいの冬の時代が一番しんどいよな……。そんな冬の時代をささえてくれるのは
「夢」 「目標」 「仲間」 「想像力」 だったりする。
冬のあいだこそ、思いの根っこを冷たい地中にはろう!
したいしたい! の根を伸ばせ!
咲かないときには、根を伸ばせ!
ゴジラ、そろそろ春の時代なんだけどな……。
そろそろな……。
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