昨年1月・・・

澄み渡る冬の夜空・・・

息子の塾の帰り道、


ママ、

あれは、オリオン座だね!


リゲルに・・・ベテルギウス、綺麗だねぇ~。


覚えてるじゃない!

すごい、すごい!!





あの、苦しかった受験勉強から

解放されても

沢山の思い出は残る。


2月1日のために頑張る小学6年生。


今日は、沢山のお母様と小学生を目にした。


本当に切羽詰まるとは、このこと。


息子以上に緊張し、

息子にそれを悟られたらいけないと、

必死に平然を装った。


試験会場には

8時にはだいたい入る。


息子に最後のエール。

もう、これ以上、プレッシャーかけても仕方ないから


あなただったら、だいじょうぶだよ!

自信を持って。


(本当は、もう一度計算見直しなさいとか、問題に線引いてねとか、

言いたいことは山ほどあるが、もうさんざん言ってきた)


父兄は、別室の体育館とか、講堂で待機。


新聞読んでるお母様、本、雑誌読んでる人、

もう色んな人がいた。


きっと、皆、私と同じ心境だと思うけど、

私は、ただ、ただ・・・

神に祈った。


誰にも弱音を吐くことが出来ず、

待機場で、母に一通のメールを送ったことを覚えている。


もう、おかあさん、私、苦しいよ・・・

私の受験の時、こんなに苦しかったの・・・?

って。


母は、間髪いれずに返信くれた。


あなたの子だから、だいじょうぶだよって。


もう、私、涙が止まらなかった。


広い講堂で、私だけ、すすり泣きをしたことを

覚えている。


試験が終わると

息子の表情で分かる・・・


まっ、次がんばろ。

(内心、もう、何やってるのよーー、と思いつつ)


2月1日、今夜合否をインターネットで

発表する学校も少なくない。


息子は、2月1日夜、合格をもらった。

号泣だった・・・


号泣もつかの間、またチャレンジ校を、2月2日、3日と受けに行く。

本当に、受験生は凄いと思う・・・


この一週間、

なぜか、他人ごとではないと思うのは、私だけではないはず・・・


来年、再来年も

中学受験は続く・・・

きっと、きっと、私と同じ思いを

するお母様方が沢山いる。


中学受験は

親の受験と言われるが、

その言葉に、振り回されることなく

本当に、お子さんに合う学校を見つけて欲しい。


きっときっと、

そこには、楽しい学園生活が待っているから。


まさに、中学受験のお母様方・・・

ブログ、お読み頂きありがとうございます。

皆、お子さんを思う気持ちは一緒です。

でも、私、最後に

塾の先生に言われたことがあります。

最後は、お母さんの気持ちですって。

お子さんの力信じてあげて下さい。

どんな結果であろうとも、必ず抱きしめてあげて下さい。